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トップページ > 組織から探す > 環境政策課 > 省エネ改修(ESCO)事業・省エネ改修(ESCO)事業

平成30年 (2018年) 2月 26日

環境政策課

省エネ改修(ESCO)事業

ESCO事業とは

 ESCO(Energy Service COmpany)事業とは、ESCO事業者が、ビルや工場などの省エネに関する包括的なサービス(省エネ診断や省エネ改修など)を提供し、省エネ効果や顧客の利益を保証するものです。詳しくは以下のホームページを参考にしてください。


 ESCO・エネルギーマネージメント推進協議会(JAECO)




山口県庁舎設備省エネルギー化事業提案の審査結果について

平成16年3月26日

山口県総務部管財課、(社)公共建築協会

1. 事業の目的

 山口県では、「山口県省エネルギービジョン」を策定し、省エネルギーの推進及び環境負荷の低減を図るとともに、山口県庁舎についても経費の削減を図ることとしている。

 本事業では、 山口県庁舎の施設を、最新の技術・ノウハウ等を活用し省エネルギー改修を行うことにより、施設の性能・機能を低下させることなく、エネルギー消費量とそれに係る光熱水費を削減することを目的とする。


2 事業者の選定

(1)選定方法等

 事業者の選定にあたっては、幅広く技術提案を募るため、公募型プロポーザル方式で行うこととしました。また、本事業のような省エネルギー改修工事を行った後の省エネルギー率及び光熱水費の削減額を保証するという事業は事例が少なく、技術的にも専門性が高いことから、選定業務の一部を(社)公共建築協会に委託しました。

(2)審査委員会

 審査委員会の構成は、別表-4のとおりです。

別表4

 

氏名

役職

委員長

村上 周三

慶應義塾大学教授

副委員長

柏木 孝夫

東京農工大学大学院教授

委 員

金谷 隆正

(財)日本経済研究所調査局長

委 員

尾田 俊宏

(財)建築保全センター第一研究部長

委 員

政木 永光

山口県総務部管財課長

委 員

石橋  悟

山口県総務部管財課設備管理班班長

委 員

関屋 建三

山口県環境生活部環境政策課長

委 員

時田  繁

(社)公共建築協会専務理事


 審査にあたっての評価項目、評価の留意点及び配点は別表-5のとおりです。

別表5

評価項目

評価の留意点

配点

a. 提案内容の妥当性・優秀性

・提案のバランス・優秀性

・改修範囲の妥当性

・独創的・特殊な技術

・主要機器の配置計画

・将来の既存設備の更新への配慮

40

b. 提案内容の環境対応性

・保証エネルギー削減率

・保証CO2削減率

10

c. 光熱水費の削減保証基準額

・削減保証基準額

10

d. 15年間の利益総額

・15年間の光熱水費削減総額

20

e. 補助金確保の提案

・可能性のある提案

5

f. 計測・検証/点検・保守/運転・監視の提案

・計測・検証手法の妥当性内容

・運転・監視指針の具体性

・点検・保守指針の具体性

9

g. 緊急時対応策

・緊急時対応策の具体性

3

h. 事業期間終了後の提案

 

3

 

 

計100


3 事業提案者

 本事業提案を公募したところ、5グループの企業集団から参加表明があり、資格審査の結果参加表明のあった5グループすべてに提案要請を行いました。最終的には4グループから提案書が提出されました。(別表-6)

別表6

番号

代表企業

①事業実施

②設計・工事管理

③工事

④保守・運転

(ア)主

(イ)従

Y-01

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

桐田商会

三建設備工業(株)

Y-02

三機工業(株)

三機工業(株)

(株)ESS

(株)日建設計

三機工業(株)

(株)白上水道

(株)山武

Y-04

ダイダン(株)

ダイダン(株)

ダイダン(株)

ダイダン(株)

(株)蔦工務店

ダイダン(株)

Y-05

新菱冷熱工業(株)

新菱冷熱工業(株)

新菱冷熱工業(株)

新菱冷熱工業(株)

誠和工機(株)

新菱冷熱工業(株)


4 事業者選定結果

 すべての審査は匿名で行いました。提出された事業提案書を技術基準により採点し、 各グループによるプレゼンテーションを受けた後、事業者を選定しました。審査結果は、下記の通りです。

  第1候補者(最優秀提案者)Y-02 代表企業 三機工業株式会社

  第2候補者(優秀提案者) Y-01 代表企業 三建設備工業株式会社


5 審査結果の概要

(1)最優秀提案者の概要

 省エネルギー提案項目

  ・小型高効率ボイラーへの更新

  ・ポンプのインバーター制御による省エネルギー化

  ・空調機の省エネ化(パッシブリズミング空調、立ち上がり運転時間の変更、省損失型Vベルト)

  ・Hf照明器具への更新と連続調光の採用

  ・高輝度誘導灯の導入

  ・地下駐車場照明へのインバータ安定器導入

  ・高効率エアコンプレッサーへの更新

  ・洗面器への自己発電型自動水洗の導入

  ・小便器への自動感知フラッシュバルブの導入

  ・女性用トイレへの自動洗浄システムの導入

  ・1階電気室へのフリークーリングの導入

  ・15階電気室への外気冷房の導入

  ・太陽光発電の導入

  ・小型水力発電の導入

  ・エネルギー管理システムの導入


保証エネルギー削減率 11.1%

保証CO2削減率 11.2%

光熱水費削減保証基準額 20,377千円


(2)優秀提案者の概要

 省エネルギー提案項目

  ・高効率冷温水発生機の導入

  ・自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機の導入

  ・蒸気ボイラー運転の効率化

  ・高層棟各空調機へのインバータ設置

  ・定流量ポンプへのインバーター設置

  ・インバータ空気圧縮機への更新(計装用)

  ・Hf照明とインバーター安定器に交換

  ・高輝度誘導灯の導入

  ・エネルギー管理機器の設置


(3)その他の提案

  ・ガスコージェネ

  ・トイレに照明人感センサーの設置

  ・ハイブリッド(太陽光+風力)外灯の設置

  ・河川水利用ヒートポンプシステムの導入

  ・河川水の熱利用した水冷チラーの設置

  ・大気の熱利用(フリークーリング)

  ・蒸気還水の回収


6 おわりに

 このプロポーザルに参加していただいたグループの方々が、いずれも高い技術力と、アイデンティティに富んだ企画力により、積極的かつ意欲的に取り組んでいただきましたことに対し、心から敬意と感謝の意を表します。





山口県立中央病院省エネルギー化事業提案の審査結果について

平成15年4月1日

山口県健康福祉部医務課、山口県土木建築部建築指導課、(社)公共建築協会

1. 事業の目的

 山口県では、「山口県省エネルギービジョン」を策定し、省エネルギーの推進及び環境負荷の低減をはかるとともに、山口県立中央病院においては経営健全化計画に基づき、経費の削減をはかることとしています。

 山口県立中央病院は、竣工以来約20年が経過し設備のエネルギー効率等も劣化してきていることから、広く最新の技術・ノウハウ等を活用して、施設の省エネルギー改修工事とその後の運転管理等について、病院施設として最適な省エネルギー化(エネルギー消費量およびその光熱水費削減、環境負荷の低減)を実現することとしました。

 事業のスキームとしては、一般的に言われている「ギャランティード・セイビングス契約」によるESCO事業ですが、事業者が山口県の資金で省エネルギー改修工事を行い、それによる省エネルギー率及び光熱水費の削減額を保証するという主旨から、ESPC(Energy Saving Performance Contract:省エネルギー保証契約)事業という略称を付しています。


2. 事業者の選定

(1)選定方法

 事業者の選定にあたっては、上記理由から公募型プロポーザルで行うこととしました。本事業が山口県として初めての事業であり、技術的にも専門性が非常に高 いことから、一層の公平性・的確性を担保するため、(社)公共建築協会に一連の業務を委託することとし、同協会に審査委員会を設置することとしました。

(2)審査委員会

 審査委員会の構成は、別表-1のとおりで、審査にあたっての評価項目、評価の留意点および配点は、別表-2のとおりです。

別表1

 

氏名

役職

委員長

村上 周三

慶應義塾大学教授

副委員長

柏木 孝夫

東京農工大学大学院教授

委 員

金谷 隆正

(財)日本経済研究所調査局長

委 員

鬼沢浩志

(財)建築保全センター第一研究部長

委 員

関屋建三

山口県環境生活部環境政策課長

委 員

福本 博

山口県健康福祉部医務課長

委 員

高橋 稔

山口県立中央病院事務局長

委 員

澄川 博

山口県土木建築部建築指導課営繕室長

委 員

時田 繁

(社)公共建築協会常務理事

(事務局)

 

(社)公共建築協会


別表2

評価項目

評価の留意点

配点

a. 提案内容の妥当性・優秀性

・提案のバランス・優秀性

・改修範囲の妥当性

・独創的・特殊な技術

・主要機器の配置計画

・将来の既存設備の更新への配慮

25

b. 提案内容の環境対応性

・保証エネルギー削減率

・保証CO2削減率

10

c. 光熱水費の削減保証基準額

・削減保証基準額

10

d. 15年間の利益総額

・15年間の光熱水費削減総額

20

e. 補助金確保の提案

・可能性のある提案

10

f. 計測・検証/点検・保守/運転・監視の提案内容

・計測・検証手法の妥当性

・点検・保守指針の具体性

・運転・監視指針の具体性

7

g. 緊急時対応策

・緊急時対応策の具体性

3

h. 事業期間終了後の提案

 

5


3. 事業提案者

 本事業提案を公募したところ、15グループの企業集団から参加表明があり、資格審査の結果参加表明のあった15グループすべてに提案要請を行いました。最終的には12グループから提案書が提出されました。(別表-3)

別表3

番号

代表企業

1.事業実施

2.設計・工事監理

3.工事

4.保守・運転

(ア)主

(イ)従

y-01

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

三建設備工業(株)

(株)桐田商会

(株)桐田商会

y-04

高砂熱学工業(株)

高砂熱学工業(株)

高砂熱学工業(株)

高砂熱学工業(株)

(株)蔵田建設工業所

高砂熱学工業(株)

(株)蔵田建設工業所

y-05

(株)サンテック

(株)サンテック

(株)サンテック

(株)サンテック

大海電機(株)

大海電機(株)

y-06

栗原工業(株)

栗原工業(株)

栗原工業(株)

栗原工業(株)

山一電設(株)

栗原工業(株)

山一電設(株)

y-07

山武ビルシステム(株)

山武ビルシステム(株)

山武ビルシステム(株)

山武ビルシステム(株)

富士管工(株)

山武ビルシステム(株)

y-08

ダイダン(株)

ダイダン(株)

ダイダン(株)

ダイダン(株)

(株)蔦工務店

ダイダン(株)

y-10

(株)中電工

(株)中電工

(株)中電工

(株)中電工

入交電設(株)

(株)長松工務店

(株)中電工

y-11

(株)日立製作所

(株)日立製作所

(株)日立製作所

(株)日立製作所

(株)新ホーム

((株)日立製作所)

y-12

(株)明電舎

(株)明電舎

(株)明電舎

ダイキンプラント(株)

(株)明電舎

星電気工業(株)

(株)明電舎

y-13

(株) エヌ・ティ・ティファシリティーズ

(株)エヌ・ティ・ティファシリティーズ

(株)エヌ・ティ・ティ

ファシリティーズ

日比谷総合設備(株)

日環特殊(株)

サマンサジャパン(株)

y-14

新日本製鐵(株)

新日本製鐵(株)

テス・エンジニアリング(株)

中電プラント(株)

中国産建(株)

中電プラント(株)

y-15

(株)ファーストエスコ

(株)ファーストエスコ

(株)朝日工業社

(株)朝日工業社

桂工業(株)

桂工業(株)


4. 事業者選定結果

 すべての審査は匿名で行いました。第1回審査委員会では審査基準による採点により12者から5者へ絞り込みを行い、第2回審査委員会において5者によるプレゼンテーションを受けた後、事業者を選定しました。審査結果は、下記のとおりです。

  最優秀提案者 y-08 代表企業 ダイダン㈱

  優秀提案者  y-01 代表企業 三建設備工業㈱


5.審査結果の概要

(1)最優秀提案者の概要

 省エネルギー提案項目

  ・ガスエンジン(ミラーサイクル)コージェネレーションの設置

  ・ガス焚小型貫流ボイラーへの更新

  ・ガス直焚冷温水発生機への更新

  ・既設蓄熱槽の廃止とポンプ容量の見直し

  ・一次側流量制御とポンプのインバータ化

  ・CO2制御等によるファンのインバータ化

  ・蒸気配管の断熱強化

  ・高効率型照明器具(初期照度調整・3段階調光)への更新

  ・高輝度型誘導灯への更新

  ・パッケージ型空調機への水噴霧による蒸発潜熱の活用

  ・計測・検証用にBEMSを導入

  ・手洗い及び小便器への自動水栓の設置


保証エネルギー削減率 18.2%

保証CO2削減率 32.3%

光熱水費削減保証基準額 21,500千円/年


(2)優秀提案者の概要

 省エネルギー提案項目

  ・ガスエンジン(ミラーサイクル)コージェネレーションの設置

  ・ガス焚小型貫流ボイラーへの更新

  ・排熱投入型冷温水発生機(ジェネリンク)への更新

  ・冷温水系統の見直しによる信頼性向上・効率化

  ・一次側流量制御とポンプのインバータ化

  ・高効率型照明器具への更新と初期照度補正・昼光利用制御

  ・上記ランプにリース・適正処理契約を導入

  ・屋上緑化と人工灌水

  ・太陽電池利用による高齢者への暗順応補助照明

  ・地域省エネルギー普及促進事業に加えて地域省エネルギー普及啓発促進事業の提案

  ・計測・検証用にBEMSを導入


(3)第3提案者の選定

 当初募集要項で規定していた第3位の提案者については、総合的な審査の結果、選定しないこととしました。


(4)その他の提案

 上記以外の提案の特徴的な事項は次の通りです。

  ・省エネルギー提案項目

  ・氷蓄熱システムの導入

  ・界面活性剤による搬送動力の低減

  ・アモルファス高効率変圧器への更新

  ・光触媒付き蛍光ランプへの更新

 一方、今後改善を要する事項は次の通りである。

  ・解り易い設備システム全体の明示

  ・現状分析を踏まえた、エネルギー削減率等に関する考え方及び具体的根拠資料の解り易い形での明示

  ・省エネルギーへの先進的取組と信頼性の確保


6.おわりに

 このプロポーザルに参加されましたグループの方々が、いずれも高い技術力と優れたアイデアをもって、最後まで積極的かつ意欲的に取り組まれましたことに、心から敬意と感謝の意を表します。

お問い合わせ先

環境政策課



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