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平成30年 (2018年) 6月 25日
オオキンケイギクは北アメリカ原産のキク科の植物で、明治の中頃から鑑賞用や緑化用として、日本に移入されてきました。
5月から7月の間に、見た目も鮮やかな黄色の花を咲かせ気象条件に左右されず育つことから、緑化に使用されたり、園芸用として販売されてきたりしましたが、繁殖力が強く、在来の植物を駆逐するなど悪影響を与える恐れがあることから、平成18年に特定外来生物に指定され、栽培することは禁止されています。
オオキンケイギクはいったん刈り取ってもまた生えてきたり、種からも芽を出すため、あちこちで野生化することで、もとからそこにあった植物の生育を脅かします。
もし、家の周りで見つけた場合には、種ができないうちに刈り取るか、根を残すことなく引き抜くようにしましょう。
(刈り取ったり、引き抜いたりしたら、お住まいの市町のゴミ出しルールに従って、速やかに処分してください。)
また、どこか他の場所で見つけても、家に持ち帰ったり、別のところに植えたりしないでください。
オオキンケイギク(特定外来生物同定マニュアル)環境省作成 (PDF : 98KB)
※オオキンケイギクの他に、県内で生育が確認されている特定外来生物(植物)は、次の7種類です。
ボタンウキクサ、オオフサモ、アレチウリ、ナガエツルノゲイトウ、オオカワヂシャ、オオハンゴンソウ、ブラジルチドメグサ
環境省「特定外来生物の見分け方」のホームページへ (別ウィンドウ)
担当部署 | 環境生活部自然保護課自然・野生生物保護班 |
電話 | 083-933-3050 |
FAX | 083-933-3069 |