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間伐の推進

ページ番号:0023342 更新日:2021年11月1日更新

 山口県の森林は約44万ヘクタールで、県土の72%を占めています。このうち、スギ、ヒノキを中心とした人工林は、民有林(私有林、市町有林等)で18万7千ヘクタールとなっており、その林齢構成は、間伐などの手入れが必要な35年生以下の森林が約3割、利用期に達した森林が約7割となっています。
 山口県では、利用期を迎えた人工林での積極的な間伐の実施に取り組んでいます。
 また、間伐材等の県産木材の生産・供給力の向上と森林資源の循環利用を促進するため、「森林・林業活力強化プロジェクト」にも取り組んでいます。

齢級別森林面積

スギ・ヒノキの齢級別面積

「森林・林業活力強化プロジェクト」の詳細はこちら:森林・林業活力強化プロジェクト(森林企画課HPリンク)

森林を元気にする間伐

間伐とは、人工林を成長に合せて間引き、木々の密度を調整する作業のことで、以下のような効果をもたらします。

1 木材としての価値を高める

幹の肥大生長を促し、適度に年輪幅が整った良質材を生産できます。
なお、間引いた木(間伐材)を森林の外に持ち出し(搬出し)、利用する取組も進めています。

間伐材の搬出の画像
​間伐材の搬出

県産材を利用した施設
山口県産木材を利用した施設

2 災害に強い人工林の育成と水源かん養機能の発揮

間伐の遅れた人工林の画像
間伐の遅れた人工林
 過密による光不足のため、地表に雑草木が生えず、表土が露出しています。

間伐を実施した明るい人工林の画像
間伐を実施した明るい人工林
 林内に十分な光が入り雑草木が生え、表土の流出を防ぐことができます。
また、土壌の保水力が高まります。

3 地球温暖化の防止

健全な森林の整備により、二酸化炭素吸収能力の維持・向上が図られます。

造林補助制度の活用について

山口県では、間伐などの森林整備を推進するため、造林補助制度を設けています。
また、集約的に行われる搬出間伐等には、県独自の補助率のかさ上げを行っています。

補助制度の利用には、諸々の条件等があります。
詳しくは、最寄りの農林事務所森林部、森林組合へご相談ください。

問い合わせ先一覧

農林事務所

農林(水産)事務所名

所在地

電話番号

岩国農林水産事務所 森林部 森林づくり推進課

岩国市三笠町1丁目1-1

0827-29-1565

周南農林水産事務所森林部森林づくり推進課

周南市毛利町2丁目38

0834-33-6451

山口農林水産事務所森林部森林づくり推進課

山口市神田町6-10

083-922-6700

美祢農林水産事務所森林部森林づくり推進課

美祢市大嶺町東分3449-5

0837-52-1071

下関農林事務所森林部森林づくり推進課

下関市豊田町殿敷1892

083-766-1182

萩農林水産事務所森林部森林づくり推進課

萩市江向河添沖田531-1

0838-22-3366

森林組合

森林組合名

所在地

電話番号

山口県東部森林組合

岩国市周東町下久原1038-1

0827-84-2111

山口県中央森林組合

山口市阿東徳佐下33-4

083-956-0600

カルスト森林組合

美祢市大嶺町東分418-1

0837-52-3332

山口県西部森林組合

下関市豊田町中村853-13

083-766-0180

阿武萩森林組合

萩市大字福井下307-1

0838-52-0260