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平成28年9月定例会 決議 北朝鮮による核実験及びミサイル発射に抗議する決議

ページ番号:0025007 更新日:2016年10月7日更新

北朝鮮による核実験及びミサイル発射に抗議する決議

平成28年9月定例会
(平成28年10月7日)

 北朝鮮は、9月9日に、5回目の核実験となる核弾頭爆発実験を実施した旨発表した。ことしに入ってからもわずか9カ月の間に2度にわたる暴挙であり、しかも今回の爆発規模は過去最大のものと見られている。
 また、弾道ミサイルについても、ことしに入って既に21発と、昨年までとは比較にならないペースで発射を繰り返しており、特に、8月3日と9月5日に発射された弾道ミサイルは、いずれも我が国の排他的経済水域に落下している。
 これらの行為は、国連安全保障理事会決議に明確に違反するもので、国際社会の反発や制止を無視した挑発行為と言わざるを得ない。
 北朝鮮が、これまでのたび重なる国連安保理決議や国際社会からの警告を無視し、核実験及び弾道ミサイルの発射を繰り返し強行していることは、北東アジア及び世界平和の安定を著しく損なう暴挙であるとともに、我が国の安全に対する重大な直接的脅威であり、地理的に近い本県としても、県民の生命と財産を守る観点から憂慮に絶えず、断じて許すことはできない。
 よって、本県議会は、連続して強行されている北朝鮮の軍事的暴挙に対して、抗議と非難の意を強く表明するとともに、北朝鮮が、核兵器の廃絶と恒久平和を願う国際世論を真摯に受けとめ、今後、核実験や弾道ミサイル発射、また、これに続く一連の核兵器開発を含め、あらゆる軍事的な挑発行為を放棄することを強く求めるものである。
 また、国・政府においては、国民の安心・安全な生活と我が国を取り巻く安全保障環境を脅かす不測の事態への対処に引き続き万全を期すと同時に、北朝鮮の軍事的暴挙に対して、国際社会と結束して、国連安保理での取り組みや我が国独自の制裁措置の強化を実行するなど、総力を挙げた外交努力を重ねていただくよう強く要請する。
 以上、決議する。

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