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タマネギべと病の防除徹底が必要です(注意報発令)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、タマネギべと病の注意報を発令しました。
3月中旬の県内一斉調査において、タマネギべと病の越年り病株の発生が多く、今後、本病の発生が拡大する恐れがあります。
そのため、ほ場をよく観察し、越年り病株の抜き取り・処分や薬剤防除の徹底を指導しています。
2 情報確認方法
情報は山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページで提供しています。
(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a17201/nougyou/shigen/index00.html)
3 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 農業技術部 資源循環研究室(山口県病害虫防除所)
担当:吉原 茂昭(よしはら しげあき)(Tel 083-927-4006)
<参考> 越年り病株(えつねんりびょうかぶ)とは
前年の12月頃までに苗床やほ場で本病に感染(一次感染)し、2~3月頃に発病した株で、葉が下側に湾曲、退色して薄黄色となるのが特徴。退色した葉表面部には、灰色~灰褐色のカビ(分生胞子)が形成される。この分生胞子が次の伝染源となり、タマネギの葉に感染(二次感染)と発病を繰り返し、被害が拡大する。
写真:タマネギべと病の越年り病株
写真:越年り病株の葉上に形成された分生胞子
写真:タマネギべと病の二次感染株
写真:二次感染株の病斑
お問い合わせ先
山口県農林総合技術センター
Tel:083-927-4006
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp