ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道発表 > 「花清桜」号及び「国峰花」号を県基幹種雄牛として選抜しました!!

本文

「花清桜」号及び「国峰花」号を県基幹種雄牛として選抜しました!!

ページ番号:0150509 更新日:2022年4月14日更新

 

1 内容

 本県では、県産和牛の高品質化を進め、県内農家を支援するため、肉質(脂肪交雑)や肉量に優れた種雄牛の育成に取り組んでいます。

 このたび、県育成種雄牛「花清桜」号と「国峰花」号の産子(検定牛)の肥育及び遺伝的能力(育種価)の評価が終了し、肉量に加え、特に脂肪交雑(霜降り度合い)で県歴代種雄牛を上回る成績を確認したことから、2頭を県基幹種雄牛として、県内での利用推進を図ります。

  「花清桜」号(産地:下関市) (その他:4.15MB)           

  「国峰花」号(産地:長門市) (その他:2.28MB)

 

2 問い合わせ先

 山口県農林総合技術センター畜産技術部 家畜改良研究室(担当:大賀、吉村)

 Tel:0837-52-0258、Fax:0837-52-4832

 住所:美祢市伊佐町河原1200

3 参考

(1)基幹種雄牛

 県では、県内畜産農家へ子牛生産のために凍結精液を供給する目的で、雄牛を育成しており、その中から優秀な成績を確認した雄牛を「基幹種雄牛」として選抜します。

 

(2) 遺伝的能力(育種価)

 当該牛の産子の枝肉成績と血縁情報のデータを分析し、そこから、飼養管理や出荷月齢などの「環境的な要因」を取り除いて、子に伝わる「遺伝的能力」の部分を数値として表したものです。

 

(3)成績(脂肪交雑)の概要

種雄牛

検定牛の成績

(Bms No. ※1)

遺伝的

能力※2

備考

花清桜

8.6

1位

遺伝的能力が県内トップ

国峰花

8.7

3位

検定牛の成績が県歴代トップ

生美治〔いくみはる〕

(県育成)

7.9

4位

検定牛の成績がこれまでの県歴代トップ

全国平均

(R2)

7.6

全国20道県の育成種雄牛のうち、昨年度評価された41頭の平均値

 ※1)12段階で評価し、数値が高い方が霜降り度合いが優れる

 ※2)県育成種雄牛86頭中の順位(R4年2月評価)

4 繋養場所位置図

畜産試験場