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やまぐち産業イノベーション促進補助金【自動車関連分野】 を活用した事業化案件について

ページ番号:0164538 更新日:2022年7月7日更新

県では、やまぐち維新プランの重点的な施策の推進及びやまぐち産業イノベーション戦略の重点成長分野の拡大、発展を促すため、自動車関連分野における「やまぐち産業イノベーション促進補助金」を設けています。

この度、株式会社YOODSが、当該補助金を活用して、3D視覚センサ「YCAM3D」の小型・軽量化及び「YCAM3D」の新たなモデルである「YCAM3DM」の開発を行い、事業化しましたのでお知らせします。

1 事業化案件の概要

(1)開発テーマ

  ビジュアルティーチング(VT)技術(※)を用いた自動車生産プロセスのロボット化促進

   ※3D視覚センサから取得した3D視覚情報に基づいてロボットを動かすアプリケーション

(2)開発者

  株式会社YOODS(山口市)※代表申請者

  株式会社鹿野村プランテック(周南市)※共同申請者

(3)開発の概要

〇 自動車等の製造工場においては、製造コスト削減、効率化及び品質向上等のため、生産工程のロボット化が進められている。

〇 従来の3D視覚センサを小型・軽量化することができれば、ロボットアームへの取付け自由度が大幅に向上し、ロボットの活用範囲を拡大することができる。

〇 また、より遠方から対象物を認識することができれば、3D視覚センサの天井等への固定利用や大型ロボットへの搭載が可能となり、生産工程のさらなるロボット化が期待される。

〇 そのため、3D視覚センサ「YCAM3D」の小型・軽量化を行うとともに、固定利用及び大型ロボット搭載用の新たなモデルである「YCAM3DM」を開発したもの。

 

2 「YCAM3D」の小型・軽量化及び「YCAM3DM」の特徴等

(1)「YCAM3D」の小型・軽量化

〇 従来品と比較し、高さ21mm、重量120gの小型・軽量化を実現し、ロボットアームへの取付け自由度が大幅に向上。

「YCAM3D」(従来品)        

従来品

115mm(W)×120mm(D)×68mm(H)/920g 

「YCAM3D」小型・軽量化(今回開発)

小型・軽量化

 

 

120mm(W)×127mm(D)×47mm(H)/800g

 

(2)「YCAM3DM」

〇 対象物認識距離最大4m、視野角2mを実現し、固定式の3D視覚センサとしての利用や対象物との間に一定の撮像距離が必要な大型ロボットへの搭載が可能。

「YCAM3DM」

YCAM3DM

400mm(W)×160mm(D)×61mm(H)/3.1kg

 

3 開発者の概要

 

株式会社YOODS

株式会社鹿野村プランテック

代表者

原田 寛

鹿野村 次生

住所

山口市小郡御幸町4番地9

山陽ビル小郡3F

周南市新田2丁目7-27

事業内容

3Dロボットビジョンシステムの開発、製造及び販売等

産業用ロボットの販売・据付け、メンテナンス等

共同開発に

おける役割

・VTデモシステム開発

・カメラソフトウェア高機能化

・ワーク認識技術開発 等

・ロボットシステムの設計/製造

・VT習得プログラムの設計 等

お問合せ先

営業 松原達海

電話:083-976-0022

専務取締役 鹿野村正巳

電話:0834-62-6835