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やまぐち産業イノベーション促進補助金採択案件の日本食品工学会「産学官連携賞受賞」について

ページ番号:0171294 更新日:2022年8月25日更新

  本県では、今後の成長が期待される医療、環境・エネルギー、バイオ関連分野における県内企業による事業化を促進し、関連産業の育成・集積を図るため、「やまぐち産業イノベーション促進補助金」により、各関連分野の研究開発に取り組む県内企業を支援しています。
 このたび、当補助金を活用した、株式会社木原製作所を中心とした研究開発の取組が、日本食品工学会(※1)から2021年度「産学官連携賞」(※2)を受賞しましたので、お知らせします。
 なお、本県において本賞は初受賞です。

 

 ※1.日本食品工学会
   食料、エネルギー、環境問題に視点を置きつつ、工学的な立場で食品に関する諸問題に取り組み、人間の健康で豊かな生活に貢献することを目的として2000年に発足した学会
  (会員企業:カゴメ、ハウス食品、味の素AGF、キッコ-マン、日清製粉、雪印メグミルク等)

 ※2.日本食品工学会・産学官連携賞
   2002年から企業が大学・公的研究機関等との連携により、食品工学の発展に貢献のある業績をあげた共同研究に参画した者に授与

1 業績名

 高品質な乾燥食品の生産を実現させる新型高性能乾燥機の研究開発と製品化

2 受賞者

  株式会社木原製作所代表取締役 木原康博(きはらやすひろ)
  株式会社木原製作所専務取締役 木原利昌(きはらとしまさ)
  株式会社木原製作所常務取締役 木原功一朗(きはらこういちろう)
  山口大学大学院創成科学研究科教授(特命) 山本修一(やまもとしゅういち)
  山口県産業技術センター技術支援部食品技術グループリーダー 有馬秀幸(ありまひでゆき)

3 研究開発内容

  従来、食品加工企業において、食品乾燥の省エネ化、仕上がりの美しさ、乾燥した食品成分の安定化は、大きな課題となっていました。
 そこで、(株)木原製作所では、独自に開発した乾湿球温度制御技術(DDS🄬:Dual Drying System)を応用し、更に、山口大学の応用化学の学術的知見、山口県産業技術センターの高度な分析技術を融合することで、これらの課題を解決する技術の開発に取り組んでいます。
 この産学官連携の取組が高く評価されました。

4 企業概要・本件問い合わせ先

 【株式会社木原製作所概要】

  (代 表 者)木原康博
  (所 在 地)山口市秋穂西3106-1 
   (資 本 金)4,500万円
  (従業員数)70人
  (事業内容)各種乾燥機・自動はんだ付けリフロー装置の開発製造他

 【本件問い合わせ先】  
   株式会社木原製作所 専務取締役 木原利昌(きはらとしまさ)
   電話 083-984-2211
   E-Mail toshimasa-kihara@kiharaworks.com

 

<参考>

 ・日本食品工学会の授賞制度は、以下の7種別

 1.学会賞、2.技術賞、3.研究賞、4.奨励賞、5.産学官連携賞、6.論文賞、7.特別功労賞​