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「令和4年度 卓越した技能者(現代の名工)表彰」について

ページ番号:0181914 更新日:2022年11月12日更新

 令和4年度卓越した技能者(現代の名工)に本県関係者が決定しました。

1 本県推薦による被表彰者

氏名・年齢 中本 輝美(なかもと てるみ) 68歳
職種 金属熱処理工
所属 株式会社宇部スチール(宇部市)
技能功績の概要 豊富な知識と技能を駆使して熱処理作業に取り組み、鋳造品の熱処理データをまとめ、様々な鋳造品特性に応じた最適な熱処理条件を確立し、作業を標準化した。これにより多種多様な材質や寸法形状の鋳造品の品質確保が可能となり、同時に操業の安定化と原料原単位低減による効率化に貢献した。また、後進の指導育成にも尽力し、技能伝承においても優れた実績を有している。
氏名・年齢 渡邉 和昭(わたなべ かずあき) 78歳
職種 造園師
所属 有限会社利休造園(宇部市)
技能功績の概要 日本庭園の優れた伝統技術を受け継ぎ自然の風景を写実的にとらえ、滝や流れ・石組等独特の技法を用いて現代家屋に調和した自然庭園の作庭を得意としている。池泉の自然浄化装置の考案や、自然感触の擬石を作り環境に配慮した庭園技法を確立した。技能講習会講師や地元高校生への指導・育成を行い、造園技能の向上と造園業界の振興に取り組み、若手後継者の養成に尽力している。

2 団体・一般推薦による被表彰者

氏名・年齢 道法 昭英(どうほう あきひで) 65歳
職種 西洋料理調理人
所属 学校法人本田学園山口調理製菓専門学校(山口市)
技能功績の概要 大量料理の現場において、高度な技術の均一化および計画的な調理を目指し、全国でいち早くクックチル方式を導入した。また、当時最先端の調理機器を使いこなし、真空調理法を広く普及させ、その効果をアンチエイジングや高齢者の嚥下食にも応用した。さらに、複数の高等学校で調理技術の指導や、地産地消食材を使った料理講習会、料理コンクールを多数開催している。

【推薦団体:一般社団法人全日本司厨士協会】

3 表彰式

  1. 日時 令和4年11月14日(月曜日)
  2. 場所 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区戸塚町1-104-19)
  3. 内容 厚生労働大臣から、表彰状、卓越技能章(盾と徽章(きしょう))及び褒賞金が授与されます。

 表彰式は、各部門を代表する20名により執り行われます(全国被表彰者150名)。
 本県推薦による被表彰者には、県から伝達を行います。伝達式の日程等の詳細は、別途、記者配布します。

参考

 厚生労働省では毎年11月の「人材開発促進月間」(11月1日から11月30日まで)の主要行事として、卓越した技能者の表彰を行っています。
 この表彰は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰し、技能者の地位と技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、精進する気運を高めることを目的として、昭和42年度から実施されており、これまでの本県の被表彰者は、本年度を含めて68名となります。

過去の被表彰者数
元年度 2年度 3年度 4年度
2名 2名 1名 3名

お問い合わせ先

労働政策課
Tel:083-933-3234
Fax:083-933-3229
Mail:a15900@pref.yamaguchi.lg.jp