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空自三沢基地に配備予定の早期警戒機E-2Dの岩国基地への陸揚げについて

ページ番号:0225734 更新日:2023年8月31日更新

このことについて、本日(31日)、中国四国防衛局から説明があり、これを受けて、要請等を行いましたので、下記のとおりお知らせします。

 

1 日時  令和5年8月31日(木)10時00分(電話)

2 相手方 中国四国防衛局企画部長 柴山 憲一(しばやま けんいち)

3 対応者 総務部理事 近藤 和彦(こんどう かずひこ)

4 国の説明内容 別添 防衛省説明資料参照 (PDF:93KB)

○ 空自三沢基地に配備する早期警戒機E-2D(3機)について、令和5年度中に米本国から岩国基地まで、米側により船舶による海上輸送が実施される。

○ 現時点において、岩国基地への米艦船の入港日は決まっていないが、米国からは2機が11月頃、3機目が来年3月頃に入港予定と聞いている。

○ E-2Dは、米国政府の責任において、飛行できる状態の機体が三沢基地において引き渡されることとなっており、そのため、日本政府に引き渡される前に、機体整備や機能確認のための飛行が必要であることから、米側の判断として、港湾施設を有する米軍岩国基地に船舶で輸送し、陸揚げを行い、機体整備や機能確認の飛行を行った上で、三沢基地へ飛行することとしている旨の説明を米側から受けている。

○ 機体を迅速かつ確実に陸揚げし、陸揚げされたE-2Dの保護処置の解除(開梱)及び飛行のための準備(機体準備)を行うことができる米軍施設としては、日本では岩国基地が最適であり、理解いただきたい。

○ 陸揚げ等に当たっては、米側に万全を期すことを要望するとともに、地域の方々に不安感を与えることがないよう、しっかり取り組んでまいる。

○ 輸送時期等の詳細については、状況の進展に応じ、改めて知らせる。

5 国への要請内容(口頭要請)及び回答

 【要請内容】

   ○ 陸揚げ作業や機能確認のための飛行等に当たっては、安全対策に万全を期すなど、地域住民に与える影響を最小限とすること。

   ○ 今後の陸揚げ予定について、決まり次第、日程や内容等の情報提供をすること。

   ○ 国内配備機の今後の陸揚げについて、岩国での実施を通例としないよう配慮するとともに、岩国で実施しようとする場合においては、岩国である必要性について、あらかじめ十分な情報提供をすること。

  【回答内容】

   要請のあった事項も踏まえ、日米間で連携を図りながら、引き続きしっかり対応してまいる。