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萩美術館・浦上記念館で普通展示(浮世絵)「近代美人画の系譜-浮世絵から日本画へ」を開催します

ページ番号:0237650 更新日:2023年12月22日更新

普通展示(浮世絵)「近代美人画の系譜-浮世絵から日本画へ」のご案内

1 日時

令和6年1月2日(火曜日)から2月4日(日曜日)

【開館時間】9時00分から17時00分(入場は16時30分まで)

【休館日】1月9日(火曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日)

2 場所

山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階展示室1

3 観覧料

一般300円(240円) 学生200円(160円)

※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料

※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料

4 概要

 明治時代、西洋から導入した新しい印刷技術の隆盛と同時に、伝統的な木版画にも新たな分野が生じ、活気をもつようになりました。明治中期には、雑誌の木版挿絵や小説の巻頭を飾る木版口絵(くちえ)が流行し、水野年方(みずのとしかた)と尾形月耕(おがたげっこう)が人気を博します。彼らをはじめとする挿絵画家は、浮世絵をはじめ江戸時代の画派の出身で、新時代の絵画である日本画家として展覧会でも活躍しました。

 日露戦争の戦争絵を最期に、錦絵は衰退の一途をたどります。しかし大正期、伝統的な木版技術による芸術的な版画をめざす“新版画”を創始した渡邊庄三郎(わたなべしょうざぶろう)のもとでは、水野年方の弟子である鏑木清方(かぶらききよかた)の門弟たちが活躍しました。

 今回は明治中期から昭和期までの木版美人画31点を展示し、浮世絵から日本画へと移りゆく表現をご紹介します。

5 関連イベント

◆ギャラリートーク 学芸員による作品解説

【日時】1月13日(土曜日) 11時00分から(30分程度)

6 問い合わせ・連絡先

山口県立萩美術館・浦上記念館

〒758-0074 萩市平安古町586-1 

Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401

URL https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/<外部リンク>

7 主な展示作品

     池田輝方「江戸の錦 物思い」横大判錦絵

       池田輝方「江戸の錦 物思い」横大判錦絵 明治36年(1903)頃     

 

     山本昇雲「いま姿 寒牡丹」大判錦絵

    山本昇雲「いま姿 寒牡丹」大判錦絵 明治42年(1909)