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第29回全国青年・女性漁業者交流大会の結果について
1 内容
昨日、東京都で開催された標記大会において、本県代表として出場した山口県漁業協同組合埴生支店女性部 久中 幸子氏が水産庁長官賞を、須佐地区一本釣船団 佐々木 幸生氏が農林中央金庫理事長賞を受賞することが、本日、決定しました。
2 大会主催者
全国漁業協同組合連合会
3 本県受賞団体及び出品材の概要
部門 |
多面的機能・環境保全部門 |
流通・消費拡大部門 |
受賞名 |
水産庁長官賞 |
農林中央金庫理事長賞 |
受賞者 |
山口県漁業協同組合 埴生(はぶ)支店女性部 久中(ひさなか) 幸子(さちこ) |
須佐(すさ)地区一本釣船団 佐々木(ささき) 幸生(ゆきお) |
テーマ 発表概要 |
食を育み浜を育む 私たちの取り組み~建干(たてぼ)し網で地域を元気に~ |
「須佐男命(すさみこと)いか」の軌跡と未来 |
地域活性化のため、地先の干潟を生かした伝統漁法の建干し網を体験漁業のイベントとして復活させた。併せて魚食普及のため、獲れた魚を使った料理教室を開催し、地域の新たな行事として定着しつつある。 |
ケンサキイカを「須佐男命いか」として商標登録し、知名度向上により、高単価な活イカでの出荷割合が増加した。さらに新規就業者4名を育て、経営の安定化と就業者確保育成の取り組みが、地域活性化の相乗効果を生んでいる。 |
※ 本県代表は、本年1月12日(金曜日)に、下関市で開催された第70回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会において、最優秀として選考されました。
4 第29回全国青年・女性漁業者交流大会の概要
(1) 目的
全国の青年・女性漁業者が、日頃の研究・実践活動の成果を発表するとともに、参加者間の交流により知識や情報を共有・進化させることで、水産業・漁村の発展と活性化に資することを目的とする。
(2) 開催月日
令和6年3月6日(水曜日)、7日(木曜日)
(3) 開催場所
東京都千代田区隼町1番1号 ホテルグランドアーク半蔵門
(4) 研究・実践活動の成果発表
各都道府県代表の漁村青壮年・女性グループ又は個人(計29件)が、以下の5分科会に分かれて成果発表と研究討論を行う。
(1)第1分科会「資源管理・資源増殖部門」・・・・・・・・・発表: 5件
(2)第2分科会「漁業経営改善部門」・・・・・・・・・・・・・・・発表: 6件
(3)第3分科会「流通・消費拡大部門」・・・・・・・・・・・・・発表: 6件
※ 須佐地区一本釣船団
(4)第4分科会「地域活性化部門」・・・・・・・・・・・・・・・・・発表: 6件
(5)第5分科会「多面的機能・環境保全部門」・・・・・・・発表: 6件
※ 山口県漁業協同組合埴生支店女性部
(5) 表彰
部門ごとに以下の賞を決定し、表彰を行う。
(1)農林水産大臣賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1点)
(2)水産庁長官賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2点)
(3)農林中央金庫理事長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1点)
(4)Jf全国女性連・Jf全国漁青連会長賞・・・・・・・・(1点)
(5)全国漁連海面魚類養殖業対策協議会会長賞・・・(全部門から1点)
(6)全国共済水産業協同組合連合会会長賞・・・・・・・(全部門から1点)
(7)全国水産試験場長会会長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・(全部門から1点)
(8)Jf全漁連会長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(上記以外の全発表者)
5 参考(平成24年以降の本県の主要な受賞歴)
(1) 青年の部
【農林水産大臣賞】
山口県漁協浮島支店(R2)
山口県漁協田布施支店(H28)
山口県漁協田布施支店「新鮮田布施」(H25)
山口県漁協室津支店「Fresh室津」(H24)
【水産庁長官賞】
山口県漁協王喜支店(R1)
下関外海ひじき漁業グループ(H29)
山口県漁協光支店(H27)
山口県漁協宇部統括支店「西京はも共同出荷グループ」(H26)
(2) 女性の部
【農林水産大臣賞】
株式会社 三見シーマザーズ(H24)
【水産庁長官賞】
Jf江崎フレッシュかあちゃん(R1)