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腸管出血性大腸菌感染症の集団発生について

ページ番号:0273891 更新日:2024年9月24日更新

 宇部健康福祉センター管内において、9月20日(金曜日)に腸管出血性大腸菌感染症患者(O157)が発生し、宇部健康福祉センターが接触者調査等を実施したところ、同一施設(未就学児施設)内で複数の腸管出血性大腸菌感染症(O157)が確認されました。なお、確認された患者に重症者はいません。


 現在、宇部健康福祉センターでは、当該感染症のまん延防止に向けた一連の防疫活動を実施しています。

1 患者等の状況(令和6年9月24日現在)

 患者3名

(患者)
  1 2 3
年代・性別 0から6歳・女 0から6歳・女 0から6歳・男
発病年月日 令和6年9月15日 令和6年9月15日 令和6年9月15日
診断・届出年月日 令和6年9月20日 令和6年9月21日 令和6年9月21日
症状

腹痛・水溶性下痢・血便・嘔吐

(回復傾向)

水溶性下痢・血便・発熱

(回復傾向)

水溶性下痢・血便

(回復傾向)

 

2 防疫活動

(1)疫学調査の実施

(2)関係者(患者家族・施設関係者)の健康診断の実施

(3)関係者への衛生教育の実施

(4)患者自宅等の自主消毒の指導

 

3 過去5年間の腸管出血性大腸菌感染症の発生状況

過去5年間の腸管出血性大腸菌感染症感染症の発生状況
  令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
全国 3744 3094 3243 3370 3813 2503
山口県 15 36 13 14 29 34

※令和6年の全国は第37週(9月9日から9月15日)までのデータ

 令和6年の山口県については今回の公表分を含む。内訳はO157 10件、O26 21件、不明 3件

※本年度の集団発生は2例目(第1例目 9月13日 O26)

 

4 県民の皆様へ

≪腸管出血性大腸菌感染症の予防対策≫

 腸管出血性大腸菌感染症は、夏から秋にかけて患者数の増加がみられます。県民の皆様も、日ごろから、十分な手洗いと食品の十分な加熱等、感染予防対策に努めるとともに、腹痛や下痢等の症状がある場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。


 各家庭や食品関係施設においては、次の事項に留意してください。
(1)石けんで、よく手を洗いましょう。
  ・ 調理前や、排せつ物を触った後は、十分手を洗いましょう。
(2)調理上の注意
  ・ 食品は、中心部までよく加熱(75℃、1 分以上)しましょう。
  ・ 調理後は、なるべく早く食べましょう。
(3)小児や高齢者などは、生肉を食べないようにしましょう。