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航空自衛隊が取得する早期警戒機E-2Dの岩国基地への陸揚げについて
このことについて、本日(13日)、中国四国防衛局から説明があり、これを受けて、要請等を行いましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1 日時 令和6年12月13日(金曜日)11時30分(電話)
2 相手方 中国四国防衛局企画部長 有賀 元宏(ありが もとひろ)
3 対応者 総務部理事 田中 康史(たなか やすし)
4 国の説明内容 ※別紙 防衛省説明資料 (PDF:65KB)参照
○ 航空自衛隊が取得する早期警戒機E-2D(2機)について、1機目が12月21日以降、2機目が来年2月上旬以降に、米本国から岩国基地まで、船舶により海上輸送される。
○ 現時点では、1機目を搭載した船舶が来年1月下旬、2機目を搭載した船舶が来年3月中旬に岩国基地の港湾地区に到着し、陸揚げされる予定である。
○ 陸揚げされたE-2Dは、米国政府の責任において、飛行できる状態で引き渡されることとなっており、そのため、日本政府に引き渡される前に、機体の点検・整備や機能確認のための飛行が必要であることから、米側の判断として、港湾施設を有する米軍岩国基地に船舶で輸送して陸揚げを行い、機体の点検・整備や機能確認の飛行を行った上で、三沢基地へ飛行することとしている旨の説明を米側から受けている。
○ 機体を迅速かつ確実に陸揚げし、陸揚げされたE-2Dの保護処置の解除(開梱)及び飛行のための点検・整備を行うことができる米軍施設としては、日本では岩国基地が最適であり、理解いただきたい。
○ 陸揚げ、試験飛行等に当たっては、米側に対して万全を期すことを要望するとともに、地域の方々に不安感を与えることがないよう、しっかり取り組んでまいる。
○ 現時点、三沢基地への輸送時期等については未定だが、状況の進展に応じ、改めて知らせる。
5 国への要請内容(口頭要請)及び回答
【要請内容】
○ 陸揚げ作業や機能確認のための飛行等に当たっては、安全対策に万全を期すなど、地域住民に与える影響を最小限とすること。
○ 今後の陸揚げ予定について、決まり次第、日程や内容等の情報提供をすること。
○ 国内配備機の今後の陸揚げについて、岩国での実施を通例としないよう配慮するとともに、岩国で実施しようとする場合においては、岩国である必要性について、あらかじめ十分な情報提供をすること。
【回答内容】
要請のあった事項も踏まえ、日米間で連携を図りながら、引き続きしっかり対応してまいる。