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コレクション展(工芸)「彩りの漆芸」の開催について
1 会期等
令和7年4月19日(土曜日)から8月31日(日曜日)
【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)
【休館日】 毎週月曜日(ただし4月28日、5月5日、7月21日、8月4日、8月11日は開館)
祝日・休日で開館した月曜日の翌平日
【観覧料】 一般400円(320円) 学生250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・
中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と
その介護者(1名)は無料。
2 場所
山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館2階 展示室7
3 概要
(1)展示内容
漆芸(しつげい)の技法の一つに蒟醤(きんま)と呼ばれるものがあり、素地の上に漆を塗り重ねてできた漆面を刃物で彫り、そこに色漆(いろうるし)を埋め、研ぎだして文様を形づくるものです。色漆を使うことで多様な色彩表現が可能となり、表現は精緻なものになっていきます。
山口県で活動する漆芸作家の忰山美知子(かせやまみちこ)(1950〜)は、この蒟醤の技法を使って作品を制作しています。一つが1ミリにも満たない小さな穴を彫る「点彫り」を多用してイメージを形づくり、その無数の小さな穴に色漆を埋めていくことで、文様を浮かび上がらせていきます。
本展覧会では、点彫りと豊かな色彩による表現を特色とする忰山美知子の作品10点を展示し、忰山の蒟醬のわざと作品の魅力について紹介します。
(2) 関連イベント
ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説) ※要観覧券・事前申込不要
令和7年5月24日(土曜日) 11時から12時
※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。
4 主な展示品紹介
忰山美知子 《蒟醬色紙箱「羽音」》 1999年
忰山美知子 《蒟醬箱「香満つ」》 2015年
5 問い合わせ先
山口県立萩美術館・浦上記念館
〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401
URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>