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コレクション展(東洋陶磁)「古萩」の開催について

ページ番号:0319015 更新日:2025年9月22日更新

1 会期等

令和7年9月30日(火曜日)から12月21日(日曜日)

【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)

【休館日】 毎週月曜日(祝日・休日を除く。)、祝日・休日で開館した月曜日の翌平日
      (ただし、10月14日、11月4日は開館)

【観覧料】 一般400円(320円) 学生250円(200円)
          ※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・
         中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
         ※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と
          その介護者(1名)は無料。

2 場所 

山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階 展示室2

3 概要

(1)展示内容

  萩焼は、慶長9年(1604)、萩に入府した毛利輝元(もうりてるもと)が、文禄(ぶんろく)の役(えき)(1592から1593)を機に朝鮮から渡来した陶工に命じて製造させたのが始まりと伝えられています。以来、萩藩の御用窯(ごようがま)として江戸時代を通じて維持され、いつしか「一樂、二萩、三唐津」と謳われるように、茶陶(ちゃとう)としての名声を確立しました。

 萩焼の造形や技法は、桃山時代に千利休(せんのりきゅう)(1522から1591)が確立した侘数寄(わびすき)の理念にかなう高麗茶碗(こうらいちゃわん)の特徴を取り入れており、これを吸収消化して独自の表現を達成してきたところに大きな意義があります。そしてその特徴は、時代の流れの中で侘数寄の美学を濃厚に伝える初期の萩焼茶碗というイメージと結びついて「古萩(こはぎ)」という美しい呼び名も生みました。

 本展示では館蔵のコレクションのうち、江戸時代の萩焼茶碗を中心にご紹介します。それぞれに異なる表情と侘(わ)びた佇まいをみせる古萩の世界をお楽しみください。

 

(2) 関連イベント  

   ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説) ※要観覧券・事前申込不要
  令和7年10月25日(土曜日) 、11月22日(土曜日) いずれも11時から30分程度​
           
※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。​       

                   

4 主な展示品紹介   

  萩三島写茶碗 

  萩三島写茶碗 銘 椎葉(はぎみしまうつしちゃわん めい しいのは)
  江戸時代 江戸時代前期  山口県立萩美術館・浦上記念館蔵

  萩割高台茶碗

  萩割高台茶碗(はぎわりこうだいちゃわん)
  江戸時代 江戸時代前期  山口県立萩美術館・浦上記念館蔵

5 その他のコレクション展

〈浮世絵〉「歌川国芳1」 9月30日(火曜日)から10月26日(日曜日)
     「歌川国芳2」 10月28日(火曜日)から11月24日(月曜日)
     「忠臣蔵」    11月26日(水曜日)から12月21日(日曜日)

 

6 問い合わせ先   

山口県立萩美術館・浦上記念館

〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401

URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>