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コレクション展(浮世絵)「歌川国芳1」の開催について
1 会期等
令和7年9月30日(火曜日)から10月26日(日曜日)
【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)
【休館日】 10月6日(月曜日)、20日(月曜日)
【観覧料】 一般400円(320円) 学生250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・
中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と
その介護者(1名)は無料。
2 場所
山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階 展示室1
3 概要
(1)展示内容
歌川国芳(1797から1861)は、同門の歌川国貞や歌川広重と並んで活躍し、幕末の浮世絵界をリードした浮世絵師です。水滸伝の連作が大好評となって以来、和漢の歴史上の武将や文学に描かれた英雄に取材する武者絵を得意としました。
その後は、戯画、美人画、役者絵や風景画といった様々な主題で西洋の表現を取り入れた新しい感覚と、ユーモアにあふれた魅力的な作品を残しました。特に、天保の改革によって出版規制が行われると、持ち前の反骨精神から、笑いを含んだ風刺絵を手がけ、江戸っ子の話題をさらいました。国芳の自由で斬新な表現を現代では“奇想(きそう)”と称えられます。
今回は、当館のコレクションから国芳の作品を2回にわたりご紹介します。前半1では、武者絵や物語絵、戯画、風刺絵をご覧いただきます。
(2) 関連イベント
ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説) ※要観覧券・事前申込不要
令和7年10月11日(土曜日) 11時から11時30分
※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。
4 主な展示品紹介
「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」 大判錦絵3枚続 嘉永3から5年(1850から1852)
「みかけはこはゐがとんだいゝ人だ」大判錦絵 弘化4年(1847)頃
「猫の当字 なまず」大判錦絵 天保末期から弘化初期(1830から1847)
5 その他のコレクション展
<東洋陶磁>「古萩」 12月21日(日曜日)まで
6 問い合わせ先
山口県立萩美術館・浦上記念館
〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401
URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>