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山口県産業技術センターにおける「水素実証推進センター」の設置について
本県では、全国トップクラスの大量かつ高純度の水素を生成するという強みを活かし、「水素先進県」の実現を目指した取組を進めているところです。
このたび、山口県産業技術センターでは、コスト競争力強化につながる水素サプライチェーンモデルの構築に向けた実証事業(※)を推進するため、民間技術者をコーディネータとした、事業の進捗管理や関係企業との調整を行う「水素実証推進センター」を下記のとおり設置します。
なお、県は実証事業の「協力自治体」として参画し、関係市との調整など、当該事業の実施を支援しています。
1 設置日
令和7年11月10日(月曜日)
2 設置場所
山口県産業技術センター 共用棟2階(宇部市あすとぴあ四丁目1番1号)
3 体制
・センター長 :県産業技術センター理事長(兼務)
・シニアコーディネータ:民間企業技術者 1名
・その他職員 :県産業技術センター職員(兼務含む) 6名
4 業務内容
・事業の進捗状況等の確認及び現場調整
・事業に関連するデータの収集・取りまとめ
・事業の進捗管理及び事業化に向けた計画・戦略等の検討を行う「検討会」の開催
5 連絡先
山口県産業技術センター Tel 0836-53-5052
※ 副生・再エネ水素による低コスト集中型(配管活用)/分散型サプライチェーン実証事業(環境省委託事業)
概要:苛性ソーダ工場の副生水素を水素配管により商業施設へ輸送し冷温水機で利用することや、製造した水素をガスボンベ配送網で輸送しボイラー等で利用することなどによる、コスト競争力を図る水素供給サプライチェーン構築に向けた実証を実施
実施年度:令和7年度から11年度まで(5年間)(予定)

