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環境・エネルギー関連分野における事業化案件について

ページ番号:0345149 更新日:2026年4月23日更新

 県では、今後の成長が期待される環境・エネルギー、医療、バイオ関連分野において、産学公連携による研究開発・事業化の促進に取り組んでいます。
 このたび、環境・エネルギー関連分野において、宇部樹脂加工株式会社(山口市)が県産業技術センターの技術支援の下、下記のとおり「海洋フロートのリサイクル技術」を開発しましたのでお知らせします。

                       

1 海洋フロートのリサイクル技術について

■開発の概要

  • 海で使用されたABS樹脂フロートは、フジツボ等の海洋生物の付着の除去が難しく、使用後には99%以上が産業廃棄物になるという課題があります。
  • この課題を解決するため、宇部樹脂加工株式会社が、ABS樹脂フロートのリサイクル技術を確立すると共に、洗浄・破砕・再ペレット化による「マテリアルリサイクル」の一連の処理フローを構築しました。

 

     ABS樹脂フロートのマテリアルリサイクル フロー図

          ABS樹脂フロートのマテリアルリサイクル フロー図

 

■開発した装置の特徴等

  • 高圧洗浄により、海洋生物などの付着物を効率的に除去
  • 洗浄・破砕(減容化)を行い、県内企業が再ペレット化するリサイクル体制を構築
  • 使用済み海洋フロートのリサイクルペレットを原料としたプラスチック成形品の製造技術を確立
  • 使用済みフロートをリサイクルフロートに再生する技術を確立
    (品質については、強度試験など各種試験に合格)

 

2 支援内容

令和6年度から7年度の地域イノベーション拡大推進事業において、以下の支援を実施〔県・県産業技術センター〕

  • 高圧洗浄による洗浄技術の確立
  • 強度試験を用いたリサイクル材料の物性評価
  • 海洋フロートをリサイクルするためのサプライチェーンモデルの構築

 

3 事業化の状況について

  • 使用済み海洋フロートのリサイクルペレットを原料としたプラスチック成形品を製造・販売(令和7年8月)
  • 海洋フロートのマテリアルリサイクルに関する記事をホームページに掲載(令和8年3月)
    https://www.ujk.co.jp/information/news/202603311413.html

 

4 開発関係企業等の概要

 
企業名 宇部樹脂加工株式会社
代表者 石井 浩之
住所 山口市佐山字村山3番17 (山口テクノパーク内)
資本金 2億8,000万円
従業員等 約85名
事業内容 プラスチック製品の加工・製造・販売
問合せ先 山口営業所 山野 公喜
Tel:083-989-5432
Mail:yamano-k@ujk.co.jp