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超高級魚シロアマダイの種苗に標識付けして仙崎湾内に放流します
1 目 的
水産研究センターでは、平成29年から希少性が高い高級魚であるシロアマダイの種苗生産技術開発に取組み、令和元年に全国で初めて種苗の大量生産に成功、現在は、放流技術開発について研究を進めているところです。
このたび、放流後の移動生態や放流効果を把握するため、昨年度に引き続き、5千尾の種苗に標識付け(腹ヒレ抜去又は切除)して放流を行います。
2 試験概要
○標識付け作業(ヒレ抜去又は切除)
(1)日時 令和8年5月8日(金曜日) 午前9時から正午(予定)
(2)場所 山口県外海栽培漁業センター外海研究部(長門市仙崎2861-3)
(3)標識付け方法 右腹ヒレの抜去又は切除
(4)標識付け尾数 5,000尾(約2,500尾のヒレを抜去、約2,500尾のヒレを切除)
○放流
(1)日時 令和8年5月8日(金曜日)標識作業終了後
(2)場所 長門市仙崎湾内(柴津浦(しつうら)湾)
(3)放流尾数 5,000尾
(4)放流方法 標識付け種苗をトラックに乗せたタンクに積込み放流場所まで移動し、タンクからホースを用いて海底へ放流
3 問い合わせ先
県水産研究センター外海研究部 増殖加工グループ 担当:野村(のむら)・三好(みよし)
電話:0837-26-0711
【地図】
【参考】
○シロアマダイについて
- あまだい類の中で最も大型の種で、最大で全長60cm(約3.5kg)を超えます。
- 希少性が高く、市場ではキロ単価3から5万円で取引されることもある超高級魚です。
- 国内では、紀伊水道から豊後水道の太平洋沿岸、瀬戸内海、若狭湾から九州西岸の日本海・東シナ海沿岸に分布しています。
- 水深50から100m程度の砂泥域に生息し、延縄や底びき網等で漁獲されます。
○研究成果の概要
- 県水産研究センターでは、平成29年度からシロアマダイの生態把握や種苗生産技術開発に取り組んでいます。
- 令和元年に天然魚から採卵した卵で、全国で初めて種苗の大量生産に成功し、これまでに約21万尾を県内に放流してきました。
- 本年度は、山口県外海栽培漁業センターで約15万尾の種苗を生産中です。

