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山口県基地関係県市町連絡協議会「令和8年度岩国基地問題に関する要望」の結果について
山口県基地関係県市町連絡協議会「令和8年度岩国基地問題に関する要望」の結果について
このことについて、本日(17日)、下記のとおり要望を行いましたので、その概要をお知らせします。
記
1 日時 令和8年8月17日(月曜日)14時30分~15時20分
2 場所 中国四国防衛局(広島市中区上八丁堀6番30号)
3 対応者 中国四国防衛局企画部長 丹部 将樹(にべ まさき)
4 要望者 山口県基地関係県市町連絡協議会
山口県:総務部理事 相本 孝行(あいもと たかゆき)
岩国市:基地政策担当部長 村上 武史(むらかみ たけし)
柳井市:危機管理課長 木戸 三千雄(きど みちお)
周防大島町:総務課長 松井 豪 (まつい つよし)
和木町:企画総務課長 松井 敏浩(まつい としひろ)
5 主な要望内容に対する回答の概要
○要望全般について
→・ 防衛省としては、国民の生命財産を守り、領土、領海、領空を守りぬくという我が国の方針を達成するためには、防衛施設の安定的な使用が大切であると認識しており、岩国飛行場を始めとする防衛施設を安定的に使用するためには、地元の皆様方の御理解と御協力が不可欠である。
・ 本日の御要望については、本省ともよく協議をしながら、しっかりと対応してまいりたい。
(1)安心・安全対策に関する要望
1 騒音対策の強化
○FCLPの禁止について
→・ 昨年9月の岩国飛行場におけるFCLPの実施に対する厳しいご意見については、重く受け止めている。
・ 本年5月のFCLPは硫黄島において実施されたが、防衛省としては、岩国飛行場周辺における騒音軽減は重要な課題であると認識しており、地元の皆様の負担が軽減されるよう、恒久的な施設が完成するまでの間は、FCLPを硫黄島で実施するよう、米側に繰り返し求めてまいる。
・ また、米側は、天候等の事情により硫黄島において所要の訓練が実施できない場合に備え、訓練の都度、予備飛行場を指定しているが、防衛省としては、FCLPを硫黄島で着実に実施するよう引き続き米側に求めてまいる。
・ 米軍のFCLPの恒久的な施設の確保は、日米同盟を強化する上で不可欠な取組であり、FCLP実施時に米軍人が宿泊するための宿舎も含め、引き続き、馬毛島における施設整備を進めてまいる。
・ 馬毛島の事業全体の完了は令和12年3月末となる見込みであるが、早期の運用開始を目指し、最低限必要となる施設については、先行して完成させる考えである。
○飛行運用に係る騒音軽減措置の実施について
→ 米軍の訓練にあたっては、安全面や騒音面に最大限配慮しつつ、地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるよう、引き続き、米側に求めてまいる。
○「岩国日米協議会」における確認事項の遵守について
→・ 岩国飛行場における米軍の運用に関しては、岩国日米協議会における確認事項を踏まえ、米側は、岩国飛行場に係る運用上の所要を勘案した上で、航空機騒音の軽減について、できる限りの措置を講じているものと承知している。
・ 防衛省としては、米軍の訓練にあたっては、安全面や騒音面に最大限配慮しつつ、地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるよう、引き続き、米側に求めてまいる。
○航空機の運用や飛行実態等に関する情報提供等について
→・ 岩国飛行場の運用に関する情報については、地元の皆様へ、迅速かつ適切な情報提供が行えるよう、日米間で緊密に連携してまいる考えである。
・ 滑走路の時間外運用に関する事前通知について、米側と調整し、情報が得られ次第、迅速かつ適切に情報提供が行えるよう、より一層、努力してまいる。
○住宅防音工事対象の拡充について
→・ 岩国飛行場周辺においては、令和5年度までに空母艦載機滞在時の状況などを含む航空機騒音の状況を評価するための騒音度調査を実施し、さらに、令和7年9月のFCLPの騒音状況を反映するための調査を実施した。
・ 当該騒音度調査は、令和8年3月末に終了し、現在、この調査結果の整理を行っており、準備ができ次第、関係自治体へ説明の上、第一種区域等の見直しを行ってまいる。
2 事件・事故の防止等
○米軍構成員等の規律の保持について
→ 実効性のある様々な措置を継続的に実施していくことが重要であると考えており、今後とも、貴連絡協議会の皆様や関係機関と連携しつつ、米軍人等による事件・事故の防止に取り組んでまいる。
○航空機の安全対策措置について
→・ 航空機事故の防止については、平素から米側に対し、隊員の教育や安全対策の徹底等を求めており、米側においても、事故の発生を防止するため、飛行要員・整備要員の教育及び訓練、機体の整備及び検査等の措置を通じて、航空機の安全確保に努めているものと承知している。
・ 引き続き、米側に対し、米軍機の飛行に際しては、安全面に最大限配慮するとともに、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう働きかけてまいる。
○事件・事故の被害者への適切な対応について
→・ 米軍人等による事件・事故の損害賠償に当たっては、日米地位協定第18条の規定等に基づき、適切に対応してまいる。
○オスプレイの安全対策の徹底と飛行訓練に関する情報提供等について
→・ オスプレイの運用にあたっては、飛行の安全確保が最優先であることを日米間のあらゆるレベルで確認しており、引き続き日米で協力し、安全確保に万全を期してまいる。
・ 今後とも、既存の日米合同委員会合意の遵守も含め、地元の皆様に十分に配慮し、安全確保に万全を期すよう求めてまいる。
・ オスプレイの飛行訓練等については、今後とも情報が得られ次第、提供可能なものは関係する自治体に提供してまいる。
(2)地域振興策に関する要望
○地元市町が求める地域振興策の実現に向けた再編関連特別地域整備事業(県交付金)及び米空母艦載機部隊配備特別交付金(市町交付金)の確実な実施について
→ いわゆる県交付金や米空母艦載機部隊配備特別交付金(いわゆる空母艦載機交付金)に関する御要望については、所要額の確保に努めるとともに、幅広い採択に努める等対応してまいる。
○県交付金の交付終了後における制度の継続について
→・ いわゆる県交付金は、米軍再編の円滑な実施に資するため、周辺への影響の著しい増加に特に配慮する必要がある県について、広域的な観点からの措置が必要と考え、令和9年度までの時限措置として創設したものであることを御理解いただきたいと思うが、令和9年度においても引き続き所要額の確保に努めてまいる。
○地元の負担と協力に見合う支援策について
・騒音調査体制の充実について(柳井市、周防大島町、和木町要望)
→・ 航空機騒音の状況については、現在、岩国飛行場周辺の25か所(うち山口県内20か所)に自動騒音測定装置を設置し、常時、騒音状況の把握に努めるとともに、測定結果を当局のホームページにおいて公表しているところである。
・ 自動騒音測定装置の増設については、地元自治体の御意見を伺いつつ、騒音の実態等を踏まえ、適切に対応してまいる。
・ 岩国飛行場周辺における航空機騒音の状況把握については、引き続き、騒音状況の把握及び情報提供に努めてまいる。
・川下地区の都市基盤整備の推進について(岩国市要望)
→・ 楠中津線の整備については、これまでも予算の確保に取り組んできたところであり、引き続き、岩国市の要望を十分に伺いつつ、所要額の確保に努めてまいる。
・ 昭和町藤生線の整備については、岩国市から要望がある測量等調査に関して、米側と鋭意調整しているところであり、引き続き、岩国市の意向を踏まえつつ連携をとって進めてまいる。
・ 昭和町藤生線以西の約5ヘクタールの提供区域に関しては、昨年来、米側と集中的に議論をおこなっているところであり、引き続き岩国市の意見を踏まえながら相談させていただきたい。
・パブリック・アクセスロードの早期開放について(岩国市要望)
→ 米側の警備上の理由により閉鎖されているところであり、当局としても、どの様な解決策があるか皆様の御意見を伺いつつ米側と協議してまいる。
・蜂ヶ峯防災広場へ至る道路の整備について(和木町要望)
→ 蜂ヶ峯公園線の整備については、これまでも予算の確保に取り組んできたところであり、引き続き、地元自治体の要望を十分に伺いつつ、所要額の確保に努めてまいる。
6 その他
外務大臣、財務大臣及び防衛大臣あての要望書は、県東京事務所を通じて手交
※要望書は、別添のとおり
令和8年度岩国基地問題に関する要望書 (PDF:418KB)

