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第66回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会の結果について

ページ番号:0036712 更新日:2020年1月17日更新

1 概要

本日、下関市シーモールパレスで開催された標記大会において、県下各地域の青壮年3グループ、女性1グループが活動実績の発表を行い、青壮年の部、女性の部のそれぞれについて審査した結果、下記2グループが最優秀グループとして選定、表彰されました。

これら最優秀グループは、山口県代表として3月3日、4日に東京都で開催される第25回全国青年・女性漁業者交流大会に参加し、活動実績を発表します。

 

2 最優秀グループ

(青壮年の部)

発表者: 大石 茂美(おおいし しげみ)

所属団体: 山口県漁業協同組合王喜支店

発表テーマ: 漁師と企業がスクラムを組んで干潟再生

発表概要: 昔の潮干狩りの賑わいを復活させたいと考えていたところ、漁業とは無縁の地元企業2社から、「子供たちが潮干狩りできる環境を復活させたい」という熱い思いで協力の申し出があり、平成26年に一緒に取組を開始した。

初年度はネットが破れるなど失敗したが、改善した結果、アサリは劇的に増えていった。

企業は熱心な活動が認められて、准組合員となり、当初は無関心だった組合員も作業に参加するようになり、また、保育園児による潮干狩りも開催でき、小規模だが目標も叶った。

漁師と企業のスクラムでこのようにトライできる事もあり、今後の漁業のモデルとなるよう取り組んでいく。

 

(女性の部)

発表者: 兒玉 カズヱ(こだま かずえ)

所属団体: JF江崎フレッシュかあちゃん

発表テーマ: ソフト干物で浜を元気に!~JF江崎フレッシュかあちゃんの挑戦~

発表概要: 大型定置の復活を転機として、総菜等の製造・販売に加えて、新たにソフト干物の製造・販売の取組を開始し、最初の商品のレンコダイの干物は、地元の道の駅では月に100袋が売れる定番商品となった。

この商品は、平成30年度の第50回水産加工展において、最優秀の農林水産大臣賞を受賞し、また、農林水産祭において、三賞の日本農林漁業振興会会長賞にも選ばれた。

フレッシュかあちゃんの売上状況は、ソフト干物販売前の平成29年度と販売開始後の平成30年度を比較すると約300万円から約400万円に増加し、ソフト干物は約90万円、1,400袋で売上の20%を占めるまでになった。

今後も浜の元気を取り戻すために、私たちは挑戦を続ける。

 

3 発表者一覧

発表者 所属団体 発表テーマ
青壮年
山根(やまね) 浩己(ひろみ)
山口県漁協青壮年部連合会 柳井支部 将来を担う子供たちに、魚の美味しさを伝え続ける!
~山口県漁協青壮年部連合会柳井支部 魚食普及の取組~
青壮年
大石(おおいし) 茂美(しげみ)
山口県漁業協同組合王喜支店 漁師と企業がスクラムを組んで干潟再生
青壮年
角村(かどむら) 真(まこと)
大海直売所出荷者協議会 JF大海直売所の今後
~水産業における6次産業化~
女性
兒玉(こだま) カズヱ(かずえ)
JF江崎フレッシュかあちゃん ソフト干物で浜を元気に!
~JF江崎フレッシュかあちゃんの挑戦~

(※発表順)

 

4 参考:第66回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会の概要

(1) 目的

漁業経営・漁村生活改善の担い手として活躍している漁村青壮年・女性が集い、お互いの知恵や技術を活かした先進的な活動実績を発表するとともに、新たに認定された漁業士、漁村生活改善士の紹介や、新規漁業就業者の代表による決意表明等を行い、豊かで創造力に富む漁村を築くことを目的とする。

 

(2) 主催

山口県実績発表大会実行委員会

(委員長:森友 信(もりとも まこと) 山口県漁協代表理事組合長)

 

(3) 大会概要

(1) 指導漁業士退任者への感謝状授与

(2) 令和元年度漁村優良団体・青壮年女性表彰受賞団体(者)及び漁業士・漁村生活改善士認定者の紹介

(3) 新規漁業就業者への激励

(4) 新規漁業就業者の代表による決意表明

(5) 漁村青壮年女性活動実績発表、審査及び表彰

 

 

 

お問い合わせ先

水産振興課
Tel:083-933-3546
Fax:083-933-3559
Mail:a16500@pref.yamaguchi.lg.jp