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老人福祉施設における感染性胃腸炎の発生について

ページ番号:0037172 更新日:2020年3月27日更新

岩国市内の老人福祉施設において、下記のとおり感染性胃腸炎の集団発生がありました。

感染性胃腸炎の発生は、主に冬季に増加し、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することもあるため注意が必要です。帰宅時や食事の前、トイレの後の手洗い等、感染予防の徹底に気を付けてください。

 

1 概要

(1) 発症月日 令和2年3月13日(金曜日)

(2) 有症者数 計21名(入所者:14名、職員:7名)

(3月13日から3月27日までの累計)

(3) 症状 おう吐・下痢 (重症者なし)

(4) その他 有症状者のうち5名がノロウイルス陽性

 

2 対応

岩国健康福祉センターが当該施設に対し、消毒方法等の衛生指導を実施

 

3 集団発生の状況

令和元年度 4件(本件含む)

平成30年度 2件

平成29年度 0件

平成28年度 0件

平成27年度 4件

 

4 感染性胃腸炎の予防対策

(1) 帰宅時や食事の前、トイレの後に、石けんでよく手を洗いましょう。

(2) 感染した人の便やおう吐物には、直接触れないようにしましょう。

使い捨ての手袋やティッシュペーパー(キッチンペーパー)などを使って処分しましょう。

おう吐物のあった床などは、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度0.02%:市販の塩素系漂白剤は250倍に希釈)で浸すように拭き、10分後に水拭きしてください。

(3) 食品の取扱に注意しましょう。

食品は、中心部までよく加熱(85℃、1分間以上)しましょう。

(4) 調理器具はよく洗って、殺菌しましょう。

熱湯(85℃、1分間以上)や塩素濃度0.02%の次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系漂白剤を薄めたものなど)で殺菌しましょう。

 

(参考) 

 

感染性胃腸炎とは

(1) 病原体…ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルス、腸管アデノウイルスなど)、細菌(カンピロバクター、病原性大腸菌、サルモネラなど)

(2) 感染経路…食品や水を介しての経口感染や吐物、便を介しての接触感染(二次感染)

(3) 臨床症状…発熱、下痢、嘔吐、腹痛など

(4) 山口県の発生状況…山口県感染症情報センターホームページ

 

 

関連リンク

山口県の発生状況 山口県感染症情報センターホームページ (別ウィンドウ)<外部リンク>
(http://kanpoken.pref.yamaguchi.lg.jp/jyoho/graph/graph_index_g.php?y=2019)

 

 

お問い合わせ先

健康増進課
Tel:(083)933-2956
Mail:a15200@pref.yamaguchi.lg.jp