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萩市松本川でシロウオの産卵状況を調査します

ページ番号:0037247 更新日:2020年4月13日更新
新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました
調査日時(変更前)令和2年4月20日(月曜日) → (変更後)中止

 

1 目的

萩市内を流れる阿武川の支流・松本川の下流では、毎年3月頃にシロウオが産卵のために遡上します。この時期に行われる「シロウオ漁」は春の風物詩であり、地元ではシロウオ祭りが開かれるなど、シロウオは地域にとって大切な資源となっています。

県水産研究センターでは、萩白魚(しろうお)組合(※)の要請を受け、昭和44年から毎年、同河川においてシロウオの産卵状況を調査しています。

 

※ 萩白魚組合

シロウオ漁を行う漁業者によって組織された任意団体。シロウオ資源の増大を図るため、漁場造成にも取り組んでいる。(代表者:井(い)町(まち) 広(ひろ)満(みつ)氏、組合員数:8名)

 

2 内容

(1) 調査日時:令和2年4月20日(月曜日) 午後1時から午後4時まで

(予備日:4月21日(火曜日) 同時刻)

(2) 調査場所:萩市松本川下流域(中津江橋から萩橋までの区間)

(3) 実施者:萩白魚組合、県水産研究センター

(協力)県水産振興課、県萩農林水産事務所

(4) 調査内容:

川底の小石をシャベルで採取し、小石に産み付けられた卵の数量を調べます。

 

3 取材対応について

(1) 対応日時:調査当日 午後2時

(2) 集合場所:松陰大橋付近の駐車場【裏面地図参照】

(3) 注意点:

 ・ 調査に使用する小型船舶への乗船はできません。

 ・ 川に入って撮影される場合には胴長が必要となります。

 ・ 荒天、増水の場合は調査を延期します。調査当日の午前9時に判断しますので、事前にお問い合わせください。

 

4 問い合わせ先

県水産研究センター外海研究部 増殖加工ク゛ルーフ゜ 担当:木原(きはら)

電話:0837-26-0711

 

【地図】

 

【参考:シロウオについて】

 ・ シロウオは全長5cmほどの透明なハゼ科の魚類で、通常は海の沿岸域に生息します。

 ・ 産卵期(3~4月頃)になると河川に遡上し、下流域の石に卵を産み付けます。

 ・ 産卵後、メスは死にますが、オスは卵がふ化するまでの2~3週間、卵を保護してから死ぬと言われています。

 

図1 萩市松本川におけるシロウオの漁獲量と産卵量の推移(漁獲量:萩白魚組合調べ、産卵量:県水産研究センター調べ)

 

図2 石に産み付けられたふ化直前の卵

 

図3 卵を保護していたシロウオの親魚

 

 

 

お問い合わせ先

水産振興課
Tel:083-933-3540
Mail:a16500@pref.yamaguchi.lg.jp