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今年も田植えシーズン到来!新たな水稲品種を選定するための水稲【奨励品種(しょうれいひんしゅ)】決定調査の田植えを実施します。

ページ番号:0037398 更新日:2020年5月12日更新

1 目的

山口県に適する水稲の優良な品種を選ぶため、高温耐性や多収性等の特性をもった様々な品種・系統を栽培し、適性を比較する試験の田植えを実施します。

 

2 日時

令和2年5月15日(金曜日) 午前8時30分から(予定)

※ 取材対応時間:午前10時から午前10時30分まで

※ 天候やほ場の状態によって、作業日時を変更する場合がありますので、必要に応じ事前にお問い合わせください。

 

3 場所

山口県農林総合技術センター内45号田 ※添付ファイル参照

(山口市大内氷上1-1-1)

 

4 内容

収穫期が9月上中旬の極早生(ごくわせ)種を中心に、24品種・系統の苗を植えます。今回の田植えは、ほ場を品種・系統ごとに区分けし、それぞれの混入を防ぐため、手で苗を植えます。

 

5 問い合わせ先

山口県農林総合技術センター 農業技術部 土地利用作物研究室

担当:渡辺(わたなべ)、来島(きじま)  Tel 083-927-7013

 

6 参考

(1) 奨励品種とは

奨励品種とは、優良な特性を備え、本県で普及すべき品種のことをいいます。米、麦、大豆に関しては平成29年度までは主要農作物種子法に規定されていましたが、同法の廃止に伴い、現在は山口県主要農作物種子生産実施要綱に奨励品種を定めています。

水稲では現在、9品種です。(「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」、「晴るる」、「日本晴」、「きぬむすめ」、「ヒノヒカリ」、「中生新千本」、「恋の予感」、「ミヤタマモチ」)

 

(2) 水稲奨励品種決定調査とは

田植えの様子

新たな水稲の奨励品種を選定するため、新しい品種や系統(まだ品種登録されていない育成中のもの)を栽培し、収量性、病害虫抵抗性、品質等の栽培上重要な特性を把握するための調査で、昭和、平成、令和と3つの時代にわたり実施しています。本年は約50品種・系統を供試し、食味を重視した主食用米のほか、飼料用米等に活用できる多収性の米の調査も行います。

田植えの時期は、県内の水稲栽培状況を考慮し、5月中旬(今回)、6月上旬及び6月下旬の3回に設定しています。

 

(3) 水稲の熟期

山口県の場合、水稲は熟期(収穫時期の早晩)により、概ね次のように区分されます。

 ・ 極早生(ごくわせ)種

収穫期が9月上中旬の品種で中山間地域を中心に栽培されています。

(例:コシヒカリ)

 ・ 早生(わせ)種

収穫期が9月下旬の品種で中間地域から平坦地域で栽培されています。

(例:日本晴、きぬむすめ)

 ・ 中生(なかて)種

収穫期が10月上旬の品種で主に平坦地域で栽培されています。

(例:ヒノヒカリ、恋の予感)

 

 

添付ファイル

田植えほ場位置図.pdf (PDF : 95KB)

 

 

お問い合わせ先

農林総合技術センター 農業技術部 土地利用作物研究室
Tel:083-927-7013
Fax:083-927-0214
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp