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放牧地の牛を遠隔地から管理するシステムの試験的な稼働を始めます。

ページ番号:0038835 更新日:2020年11月20日更新

 山口県が行った山口型放牧※に関するアンケート調査の結果では、肉用牛農家だけでなく、集落営農法人等の放牧未経験者にも山口型放牧に関心があるものの、「時間や人手の不足」、「放牧牛や放牧地の管理不安」から実施をためらう声があります。
 このことから、当部では、更なる山口型放牧の普及・拡大を目指し、農家等の負担や不安を軽減するため、ICT技術を活用して遠隔地から放牧牛や電気牧柵を監視するシステムの実証試験を開始しています。

1 日時

 令和2年11月30日(月曜日)午後1時30分から午後2時30分まで

2 場所

 山口県農林総合技術センター畜産技術部(美祢市伊佐町河原1200)※位置図参照

3 内容

 GPSセンサーを装着した牛を放牧地に放し、放牧牛の動きを手元の携帯端末で監視するとともに、牛が放牧地の外に出た場合、脱走通知が届くことを確認します。
 また、農家等の大きな不安要素である脱走の原因となる電気牧柵の電圧低下を、携帯端末で確認できる電圧監視装置の稼働状況を確認します。

4 参加者

 生産者、農協、関係団体、市町、県関係機関等

5 主催

 山口県農林総合技術センター畜産技術部

6 その他

 防疫上の観点から、取材される場合は事前に連絡をお願いします。

参考

※ 山口型放牧
 繁殖雌牛を電気牧柵で囲んだ水田や耕作放棄地に放牧することを言います。
 繁殖雌牛の省力管理や耕作放棄地の解消、獣被害の軽減、農地の省力管理等の効果があります。

位置図

位置図の画像

お問い合わせ先

農林総合技術センター畜産技術部
Tel:0837-58-0258
Fax:0837-52-4832
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp