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第67回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会の結果について

ページ番号:0039243 更新日:2021年1月15日更新

1 概要

 本日、下関市シーモールパレスで開催された標記大会において、県下各地域の青壮年3グループ、女性1グループが活動実績の発表を行い、青壮年の部、女性の部のそれぞれについて審査した結果、下記2グループが最優秀グループとして選定、表彰されました。
 これら最優秀グループは、山口県代表として3月2日(火曜日)に東京都で開催される第26回全国青年・女性漁業者交流大会に参加し、活動実績を発表します。

2 最優秀グループ

青壮年の部

 発表者: 橋本 将吾(はしもと しょうご)
 所属団体: 山口県漁業協同組合浮島支店青年部
 発表テーマ: 赤貝に全集中!~目指せ!赤貝産地日本一の山口県~
 発表概要: 水揚量が年々減少する危機的状況の中、漁家経営を維持するために、平成18年度から赤貝の種苗放流を開始した。効果をより確かなものにするため、食害を受けにくい放流方法を考案し、同時にエイ等の害敵駆除も行った。加えて、単価向上のために品質と規格の統一を徹底した。
 こうした努力が実を結び、赤貝の水揚げは、放流を始めた14年前に比べ、量、金額ともに4倍に増加し、小型底びき網全体の水揚金額も20年前の水準まで回復した。
 少しの工夫とひと手間を惜しまず、県内各地が力を合わせて赤貝の資源管理に取り組めば、赤貝産地日本一の山口県となることも夢ではない。

女性の部

 発表者: 谷村 康子(たにむら やすこ)
 所属団体: 山口県漁協長門女性部仙崎支部
 発表テーマ: 美味しいアカモクあります!~アカモクを使った新商品の開発~
 発表概要: アカモクに関する研究報告を聞いたことをきっかけに女性部の皆と検討を重ね独自の製品である「アカモクと切干大根の甘酢漬け」を開発した。この製品は平成28年度にはやまみちゃんブランドの認定を受け、平
29年の山口県水産加工展では水産庁長官賞を受賞しており、現在では年間2,000~3,000個を売上げる人気商品となっている。
 また、子供たちにアカモクの美味しさを広く知ってもらおうと、学校給食に取り入れてもらっている。
 昨今、イカの不漁やコロナの影響による魚価の低下等、暗い話題が多い中、浜の活性化のため女性部として何ができるのか考え、これからも頑張っていきたい。

3 発表者一覧

発表者 所属団体 発表テーマ
青壮年
国田(くにだ) 航平(こうへい)
山口県漁協青壮年部連合会防府支部 未来の担い手のサポーターになる!
~ニューフィッシャーマン育成支援への挑戦~
青壮年
野口(のぐち) 景太朗(けいたろう)
山口県漁業協同組合豊北町青壮年部 次の世代を育てるために、私たちにできること
青壮年
橋本(はしもと) 将吾(しょうご)
山口県漁業協同組合浮島支店青年部 赤貝に全集中!
~目指せ!赤貝産地日本一の山口県~
女性
谷村(たにむら) 康子(やすこ)
山口県漁協長門女性部仙崎支部 美味しいアカモクあります!
~アカモクを使った新商品の開発~

 (※発表順)

4 参考:第67回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会の概要

  1. 目的
    漁業経営・漁村生活改善の担い手として活躍している漁村青壮年・女性が集い、お互いの知恵や技術を活かした先進的な活動実績を発表し、豊かで創造力に富む漁村を築くことを目的とする。
  2. 主催
    山口県実績発表大会実行委員会
    (委員長:森友 信(もりとも まこと) 山口県漁協代表理事組合長)
  3. 大会概要
    漁村青壮年女性活動実績発表、審査及び表彰

お問い合わせ先

水産振興課
Tel:083-933-3546
Fax:083-933-3559
Mail:a16500@pref.yamaguchi.lg.jp