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令和2年度消費生活相談の状況について
令和2年度に山口県消費生活センターで受け付けた消費生活相談の状況を取りまとめましたので、その概要をお知らせします。
1 相談件数
相談件数は、2,591件で、前年度(2,845件)に比べ254件減少し、対前年比91.1%となった。市町の消費生活相談体制の充実・強化を促すとともに、複雑化・多様化する相談事案に対し、市町や関係機関と連携して対応に当たっている。
年度 | 平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 |
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件数 | 3,685件 | 4,146件 | 3,459件 | 2,845件 | 2,591件 |
- 年代別では、「70歳以上」が最多で、40歳代以上は年代が高くなるにつれ相談が増える傾向にある。また、65歳以上の高齢者の割合は29.7%である。
区分 | 20歳未満 | 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳以上 | 不明 | 合計 |
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件数 | 76件 | 185件 | 149件 | 303件 | 383件 | 392件 | 585件 | 518件 | 2,591件 |
- 販売購入形態別では、「通信販売」(938件)が最も多く、相談全体の36.2%を占め、昨年度の28.5%から大幅に増加している。
- 商品別では、架空請求など商品を特定できない「商品一般」(251件)が最も多く、サービス別では、「運輸・通信サービス」(463件)が最も多く、インターネット等通信サービス関連の相談が上位になっている。
2 相談の傾向と特徴
- 相談件数は近年減少傾向にあり、直近10年では最小となっている。
- 前年度同様、インターネット関連の相談が多く、デジタルコンテンツ、光回線、携帯電話サービス等通信サービスに関する相談が上位になっている。また、販売購入形態では通信販売に関する相談が多い。
- 新型コロナウイルス関連の相談件数は197件で、そのほとんどが上半期に集中している。(150件、76.1%)マスクや体温計等の通信販売に関するもの、コンサートや旅行、結婚式のキャンセル料に関する相談が多くみられる。
「令和2年度消費生活相談の状況」の全体については、山口県消費生活センターのホームページで御覧いただけます。
消費生活センター・令和2年度 消費生活相談状況
〔参考:相談体制〕
- 相談対応機関:山口県消費生活センター(山口市滝町1-1 山口県庁厚生棟2階)
- 相談受付時間:月曜日から金曜日 8時30分から17時00分まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)
- 相談受付方法:電話・来所・メール
- 相談専用電話番号:083-924-2421、消費者ホットライン:188(いやや!)
お問い合わせ先
県民生活課
Tel:083-924-2421
Fax:083-923-3407
Mail:manaberu@pref.yamaguchi.lg.jp