
本文
令和6年11月定例会の最終日、本会議において、二木健治委員長が本委員会における審査の経過並びに結果について報告しました。
また、本会議終了後、柳居俊学議長、二木健治委員長、高井智子副委員長から知事に対して報告書及び要請書を提出しました。
知事への要請
少子化・人材育成確保対策特別委員会委員長報告書 (PDF:146KB)
少子化・人材育成確保対策特別委員会報告書 (PDF:5.31MB)
少子化・人材育成確保対策特別委員会要請書 (PDF:662KB)
第10回目の委員会を開催しました。
政策提言及び報告書案の取りまとめを行い、令和5年7月の設置から約1年半にわたる審査を終了しました。
11月定例会最終日に、本会議場において二木委員長から報告が行われる予定です。また、同日、知事に対し要請を行う予定です。
副委員長からの説明
委員長あいさつ
第9回目の委員会を開催しました。
これまでの委員会での審査を取りまとめた報告書素案について、委員間協議を行いました。
次回委員会において、報告書最終案等を決定することとしています。
委員間協議の様子
第8回目の委員会を開催しました。
午前中、参考人として、国立大学法人山口大学理事・副学長(人事給与マネジメント改革・地域連携担当)の進士正人氏をお招きして、「次代を担う人材の育成~山口大学における生涯学習教育~」と題して、リカレント教育を中心に山口大学の取組について説明を受け、意見交換を行いました。
また、午後からは、株式会社タナベコンサルティング中四国支社長の森重裕彰氏をお招きして、「中⼩企業のリスキリング推進について」と題して、県内企業の実態や中小企業の課題等について説明を受け、意見交換を行いました。
進士参考人の説明の様子
森重参考人の説明の様子
第7回目の委員会を開催しました。
午前中、参考人として、(一社)豊かな暮らしラボラトリー(通称:ユタラボ)代表理事の檜垣賢一氏とオンラインで結び、ユタラボによるライフキャリアを考えて体現できる力を育む事業等の取組について説明を受け、意見交換を行いました。
また、午後からは、執行部から審査項目(3)次代を担う人材の育成に関して、取組の現状や実績、課題及び今後の対応等について説明を受け、委員と意見交換を行いました。
檜垣参考人の説明の様子
執行部の説明の様子
第6回目の委員会を開催しました。
午前中、参考人として、株式会社エイム取締役副社長の藤井惠子氏をお招きして、同社における女性の定着・活躍の推進に向けた取組状況などについて、説明を受け、意見交換を行いました。
また、午後からは、参考人として、株式会社マイナビ福岡支社長の田中正典氏をお招きして、「採用市場の動向と地方エリアの課題・対策について」と題して、若者の県内就職・定着の促進について、説明を受け、意見交換を行いました。
藤井参考人の説明の様子
田中参考人の説明の様子
魅力ある大学づくりと若者の県内進学の促進、県内就職・定着の促進等について調査するため、県外調査視察を実施しました。
福島県庁・福島県立医科大学(保健科学部)(福島市)
公立大学法人会津大学(福島県会津若松市)
福島県庁で福島県立医科大学・会津大学の沿革、創立の経緯について、『感働!ふくしま』プロジェクトをはじめとした若者の定着・還流、企業の魅力発信の取組等について説明を受け、意見交換を行うとともに、福島県立医科大学(保健科学部)を見学しました。
福島県庁の説明の様子
公立大学法人会津大学において、大学の概要と産学連携の取組、創業支援と人材育成の取組等について説明を受け、意見交換を行うとともに、施設見学をしました。
会津大学の施設見学
第4回目の委員会を開催しました。
午前中、執行部から審査項目(2)新たな人の流れの創出・拡大に関して、取組の現状や実績、課題及び今後の対応等について説明を受け、委員と意見交換を行いました。
また、午後からは、参考人として、県内移住者3名(徳万絢香氏、友永翔氏、八代谷寿子氏)をお招きして、実際の移住体験談や課題・ニーズなどについて説明を受け、意見交換を行いました。
執行部の説明の様子
参考人の説明の様子
二木健治委員長と高井智子副委員長から、村岡知事に対して提言書を提出し、提言に対する前向きな対応を要請しました。
提言書は、以下のとおりです。
令和6年度県の予算編成等に対する提言書(少子化・人材育成確保対策特別委員会) (PDF:411KB)
提言の状況
第3回目の委員会を開催しました。
午前中、愛児園湯田保育所及びやまぐち結婚応縁センターを視察し、まちかどネウボラの取組等及びやまぐち結婚応縁センターの取組について説明を受け、意見交換を行いました。
また、午後からは、参考人として、徳山中央病院産婦人科副主任部長の山縣芳明氏をお招きして、「不妊治療の概要と本邦における生殖補助医療の動向について」と題して、不妊治療の現状と課題などについて説明を受け、意見交換を行いました。
その後、これまでの調査研究を踏まえ、少子化対策に絞って先行して知事への政策提言を行うため、委員間で協議し、政策提言の取りまとめを行うとともに、知事に対して政策提言を行うことを決定しました。
愛児園湯田保育所の視察の様子
やまぐち結婚応縁センターの視察の様子
山縣参考人の説明の様子
第2回目の委員会を開催しました。
午前中、参考人として、玖珂郡和木町副町長の田中雅彦氏をお招きして、和木町における少子化対策の取組状況などについて、説明を受け、意見交換を行いました。
また、午後からは、参考人として、岡山県勝田郡奈義町長の奥正親氏をお招きして、「岡山県 奈義町 少子化対策~町全体での子育て~」と題して、少子化対策の取組状況などについて、説明を受け、意見交換を行いました。
田中参考人の説明の様子
奥参考人の説明の様子
第1回目の委員会を開催しました。
午前中、審査方法や審査項目、日程などの審査方針を決定し、執行部説明を受けました。
また、特別委員会でのアンケート調査の実施について決定しました。
審査方針は、以下のとおりです。
午後からは、参考人として、内閣官房参与(社会保障・人口問題担当)の山崎史郎氏とオンラインで結び、「人口減少社会を考える ー未来への責任ー」として、少子化の現状や課題、今後の少子化対策の方向性等について説明を受け、意見交換を行いました。
執行部説明の様子
参考人説明の様子
「少子化・人材確保対策特別委員会」を設置しました。
設置目的、審査内容及び委員名簿は以下のとおりです。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に引き下げられ、我が国は社会経済活動を大きく前進させる段階へと踏み出した。
こうした中、厚生労働省が公表した将来推計人口によると、2070年には日本の総人口が8700万人にまで減少するとの厳しい見通しが示され、また、2022年の出生数が初めて80万人を割り込むなど、人口減少は深刻度合いを深めており、本県の持続的発展には、人口減少・少子化問題の克服に向けた、これまで以上の対策が必要な状況にある。
一方で、地方においては、コロナ禍を契機に、首都圏への転入超過が一時緩和されるなど、国民の価値観、意識の変化によって、地方での生活が改めて見直される機会となったところであり、本県の人材確保に向けては、こうした流れを確かなものにするとともに、人口流出を食い止めていくことも必要である。
このため、アフターコロナを迎え、地域間競争が激しさを増す中、本県議会は、人材なくして本県の成長はない、との強い危機感をもって、人口減少局面を打開し、将来にわたって地域経済や県民生活が豊かなものとなるよう、少子化対策をはじめ、将来の山口県を担う人材の育成・確保のあり方について調査研究を進め、政策提言を行う。