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令和3年2月定例会の最終日、本会議場において、林哲也委員長が本委員会における審査の経過並びに結果について報告しました。
1年半にわたる本委員会の調査研究活動については、以下の委員会報告書に取りまとめています。
委員長報告の状況
第9回目の委員会を開催しました。
本委員会における審査や政策提言など、委員会の活動状況を整理した報告書案について、委員間で協議を行い、とりまとめを行いました。
これにより、令和元年10月の設置から1年半にわたる審査を終了しました。
令和3年2月定例会最終日に、林委員長から委員長報告が行われる予定です。
審議の状況
本会議終了後、林哲也委員長と西本健治郎副委員長から、村岡知事に対して提言書を提出し、提言に対する前向きな対応を要請しました。
提言書は、以下のとおりです。
令和3年度県の予算編成等に対する提言書(山口県の新たな活力創出推進特別委員会)(PDF:542KB)
提言の状況
第8回目の委員会を開催しました。
本日の委員会で、17項目の提言を盛り込んだ政策提言の取りまとめを行うとともに、知事に対して政策提言を行うことを決定しました。
審議の状況
第7回目の委員会を開催しました。
委員会では、政策提言案について委員間で協議をしました。政策提言案については、コロナ禍のもと、県のDX推進の取組を後押しするとともに、本県らしい新たな活力を生み出すことができるよう、これまでの調査の中で出された意見や提案の中から、県の令和3年度当初予算編成及びそれ以降においても実現すべき事項等を選び出し、取りまとめたものです。
本日出された意見等を参考に、提言案の検討を行い、次回委員会において再度協議を行った上で、政策提言を決定する予定です。
審議の状況
第6回目の委員会を開催しました。
まず、前回に引き続き、審査項目(1)本県の未来を担う人材の育成・確保について審査を行いました。参考人として一般財団法人山口県保育協会の出井会長から、「子育て人材の育成・確保」について、保育現場の現状や団体での取組等について説明を受けるとともに、保育人材の確保等に関する様々な御意見をいただき、委員と活発に意見交換を行いました。
その後、委員間において、知事への政策提言に向けた協議を行いました。
出井参考人からの説明
第5回目の委員会を開催しました。
午前中に執行部から審査項目(1)本県の未来を担う人材の育成・確保について、取組の現状や実績、また感染拡大による学校等への影響について説明を受け、委員と活発に意見交換を行いました。
午後からは、2人の参考人をお迎えしました。
1人目の学校法人YIC学院(山口市)の岡村理事・統括本部長から、「Society5.0における持続可能な人材育成~山口県活性化に向けた産官学の連携と接続の推進~」について、今後の人材育成に関する国等の施策の状況やデジタル人材の確保・育成の必要性などについて説明していただくとともに、Society5.0における新たな課題を把握し的確に対応できる人材の育成に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
2人目の公立学校法人山口県立大学(山口市)の田中副学長から、「山口県立大学の“これまで”と“これから”-地域貢献から大地共創へ-」について、山口県立大学の地域貢献を中心としたこれまでの取組やこれから取組まれる地域貢献を発展させた大地共創などについて説明していただくとともに、人材育成を担う教育機関のあり方に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
岡村参考人からの説明
田中参考人からの説明
第4回目の委員会を開催しました。
本日の審査項目(2)戦略的な海外展開、海外との多彩な交流による新たな活力創出の審査については、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による現在の海外との交流の状況等を踏まえ、執行部との意見交換は行わず、参考人からの意見聴取のみを行うこととしました。
本日は2組の参考人をお迎えしました。
1組目の日本貿易振興機構(ジェトロ)山口貿易情報センターの藤原所長から、「山口県中堅・中小企業の海外展開の拡大に向けて」について、海外の新型コロナウイルスの感染状況や商取引のデジタル化(EC化)の拡大状況、また、海外展開における課題やジェトロの支援事業などの説明をしていただくとともに、東アジア・アセアン地域等への戦略的な展開に対する支援に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
2組目のほうふグローバルネット(防府市)の松浦代表から、「外国人と共に暮らす身近な地域での多文化共生の取組み」について、本県の外国人住民の現状や外国人受入れでの課題、また、その課題への対策としての行政の支援体制のあり方や多文化共生を進めるための人材の確保などについて説明をしていただくとともに、外国人材受入れ等に伴う多文化共生の推進に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
藤原参考人からの説明
松浦参考人からの説明
第3回目の委員会を開催しました。
午前中に執行部から審査項目(3)本県の持つ特性や環境等を活かした産業の成長支援について、取組の現状や実績、また感染拡大による中小企業や農林水産業等への影響について説明を受け、委員から、提案型の意見も含め、活発に意見交換を行いました。
午後からは、2組の参考人をお迎えしました。
1組目の(株)海耕舎(下関市)の新名代表取締役社長、(株)道の駅豊北(下関市)の久保代表取締役、下関市地域おこし協力隊の新野隊員から、「新時代のプラットホーム“渚の交番 島戸”の取り組み」について、創業の経緯や苦労している点、また、新型コロナウイルス感染拡大の影響の状況や今後の事業の展望などについて説明していただくとともに、本県の持つ特性や環境等を活かした新事業の創出に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
また、豊北町観光協会の庄司会長からも、観光産業の実状等について、御説明をいただきました。
2組目の(株)川畑建設(光市)の川畑代表取締役から、「建設ICTによる建設現場の生産性向上と働き方改革の取組み」について、建設業の問題点や建設ICT機器の内容、問題点解決のための今後の取組の方向性などについて説明していただくとともに、働きやすい魅力ある中小企業の創出に向けた取組の支援に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
新名参考人、久保参考人、新野参考人からの説明
川畑参考人からの説明
第2回目の委員会を開催しました。
午前中、最初に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、県が行っている施策の前提となる現状等に大きな変化が生じていることから、今後の委員会審査の進め方について委員間で協議し、今後の調査研究では、審査項目ごとに、感染拡大の状況等についても把握に努めるとともに、必要な対策を幅広い観点から検討し、政策提言を取りまとめていくこととなりました。
その後、執行部から審査項目(4)地域の活力を引き出す基盤整備の推進について、取組の現状や実績、また感染拡大による基盤整備事業等への影響について説明を受け、意見交換を行いました。
午後からは、1組の参考人をお迎えしました。
大道理をよくする会(周南市)の土田会長、兼俊副会長、秋積部長から、周南市大道理地区における『もやい便』について、本格運行に至る経緯や運行状況、今後の課題等について、感染拡大の影響も含めて説明していただくとともに、住民の移動手段の確保に関する様々なご意見をいただき、意見交換を行いました。
なお、開催にあたっては、参加者のマスク着用や換気の徹底など、新型コロナウイルス感染防止にも努めることとしました。
審議の状況
第1回目の委員会を開催しました。
委員会では、最初に、審査方法や審査項目、日程などの審査方針を決定しました。
審査方針は、以下のとおりです。
審査方針決定後、執行部から「『地方創生加速化特別委員会』の政策提言に対する予算措置等の対応状況」、「『山口県まち・ひと・しごと創生総合戦略』について」として「第1期総合戦略の検証」と「第2期総合戦略(素案)」、「今後の審査の視点について」として「山口県の人口の現状と将来見通し」と「Society5.0の実現による地域の可能性」について説明が行われました。
審議の状況
「山口県の新たな活力創出推進特別委員会」を設置しました。
設置目的、審査内容及び委員名簿は以下のとおりです。
本県では、人口減少に歯止めをかけ、活力ある県づくりを進めるため、山口県まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、地方創生の取組を進めてきた。
本県議会においても、こうした取組を推進・加速するための政策特別委員会を設置し、海外展開等の促進のための環境整備や、地域を牽引する人材等の育成支援など幅広い分野にわたる調査研究を進め、政策提言を行ってきたところである。
令和という新たな時代を迎え、地方創生も次なるステージを迎えようとしている今、本県の活力をさらに高め、県民の未来への希望や期待に応えることができるようにするため、本県の将来を見据えて重点的に伸ばしていくべき分野や、これまでの特別委員会による政策提言項目のうち、具現化に向けて、さらに議論を深めるべき項目を対象に調査研究を進め、政策提言やフォローアップを行う。