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第4回目の委員会を開催しました。
執行部から審査項目(1)デジタル技術の活用による地域課題の解決について、取組の現状や実績、また今後に向けた課題について説明を受け、委員と意見交換を行いました。
午後からは、参考人として株式会社フォーバル(東京都)DX事業部の宮川部長をお招きして、岩国市の中山間地域にある道の駅「ピュアラインにしき」を核として、デジタルツールを活用した高齢者の生活支援を行う取組等について説明を受け、委員と意見交換を行いました。
執行部説明の様子
参考人説明の様子
第3回目の委員会を開催しました。
執行部から審査項目(3)デジタル社会における子どもの健全な育成について、取組の現状や実績、また今後に向けた課題について説明を受け、委員と活発に意見交換を行いました。
また、本審査項目に係る参考人意見聴取については、次回委員会にて実施することとしました。
執行部説明の様子
第2回目の委員会を開催しました。
午前中に執行部から審査項目(2)産業分野におけるデジタル技術の導入促進について、取組の現状や実績、また今後に向けた課題について説明を受け、委員と活発に意見交換を行いました。
午後からは、2人の参考人をお迎えしました。
1人目の農事組合法人二島西(山口市)の福江代表理事から、「限られた人数で農業生産ができる仕組みづくりへ~スマート農業への取組~」と題して、スマート農業技術の導入はそれ自体が目的ではなく、費用対効果をよく検証することや技術を扱う人材の育成が重要である等の説明を受け、意見交換を行いました。
2人目のNPO法人山口スマートコミュニティ支援センター(山口市)の高杉代表理事から、「山口県中小企業向けDX推進について」と題して、中小企業者がDXを推進する上での注意点や進め方等について説明を受け、意見交換を行いました。
最後に、山口市熊野町に開設された県のDX推進の核となる施設、「やまぐちDX推進拠点(通称Y-BASE)」を視察し、施設の機能や役割などについて説明を受けました。
福江参考人の説明
高杉参考人の説明
視察の様子
第1回目の委員会を開催しました。
午前中、審査方法や審査項目、日程などの審査方針を決定し、執行部説明を受けた後、県デジタル推進局の執務室を視察しました。
審査方針は、以下のとおりです。
午後からは、参考人として、株式会社NTTドコモ中国支社の白川貴久子社長とオンラインで結び、「地方こそDX!~軽やかにデジタルの波に乗ろう~」として、本県のデジタル化の現状と今後の可能性などについて説明を受け、意見交換を行いました。
視察の様子
白川参考人からの説明
「人にやさしいデジタル社会実現特別委員会」を設置しました。
設置目的、審査内容及び委員名簿は以下のとおりです。
新型コロナウイルス感染症の流行は、経済活動から日常生活に至るまで、広く制約を強いることとなっている。デジタル化は、様々な場面においてこのような状況を打破できるだけでなく、地方にとっても、都市部との格差を解消し、更には、独自の魅力により新たな人の流れを生み、地域を活性化していく源になり得るものである。
このため、県は、本年4月にデジタル推進局を新設し、県庁内外の推進体制を整備の上、外部有識者の知見を得ながら、「やまぐちデジタル改革基本方針」に沿った取組により、県民一人ひとりが、より豊かさと幸せを実感できる県づくりを進めているところである。
デジタル化に関しては、日頃の生活や学習、仕事等多くの場面で利便性が高まりつつあるが、一方で、デジタル用語や機器操作等の難しさ、インターネット上での過剰な攻撃や個人情報拡散などの問題、企業等におけるデジタル化や機器更新等に係るコスト負担や人材不足など、デジタル化の取組が社会にさらに広く定着していく上での様々な課題もあるところである。今後、県の目指すデジタル社会を実現するには、国や市町等と連携し、これまでにない創意工夫を凝らし、その意義や将来のビジョン、サイバーセキュリティ対策の重要性などについて、各界各層に強力に訴え、理解と協力を求めていくことが必要である。
本県議会では、県のデジタル改革の取組が、より地域の実情に即した形で、着実かつ効果的に社会全体の動きとして進展するよう、取り組むべき事項について調査研究を進め、政策提言やフォローアップを行う。