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2025年国際博覧会の誘致に関する決議
平成29年11月定例会
(平成29年12月15日)
現在、我が国では、2025年国際博覧会の誘致に向けて、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして、大阪・関西での開催を実現すべく立候補を行い、BIE(博覧会国際事務局)総会におけるプレゼンテーション等に取り組んでいるところである。
2025年国際博覧会を我が国で開催することは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、着実に芽吹き、実を結びつつあるイノベーションの創出や観光客の増大などを通じた経済成長をさらに加速し、持続的なものとしていくことが期待されるとともに、世界に向けて我が国の創造力と存在感を広く発信できるなど、極めて意義深いものがある。
加えて、国際博覧会の開催実現による経済波及効果は開催地にとどまることなく、国内外からの多数の観光客を本県に呼び込む絶好の機会ともなり、観光を初めとする産業の振興や交流人口の拡大などを通じて、本県のさらなる活性化につなげていくことが期待できるものである。
よって、本県議会としても、国際博覧会の大阪・関西での開催を強く希望し、2025日本万国博覧会誘致委員会による誘致活動を全面的に支持し、協力するものである。また、政府においては、誘致実現に向けて、万全の策を講じられることを強く望む。
以上、決議する。