本文
経営体育成・「農林業の知と技の拠点」におけるカリキュラム及び指導体制のあり方について
本県では、農林業の競争力を強化するため「担い手支援日本一」を掲げ、新規就業者の確保・育成に向けた施策を強力に推進してきましたが、依然として担い手の減少・高齢化は全国を上回るペースで進行しており、地域の実情に即して、先端技術を自らの経営に生かし、高い収益を生み出す人材を早急に育成することが喫緊の課題となっています。
このため、施策推進の指針である「やまぐち維新プラン」の重点施策に農業大学校と農業試験場等を統合した「農林業の知と技の拠点」の形成を位置づけ、先端技術の開発と、高度な技術を持つ即戦力人材の育成に一体的に取り組む体制を構築することとしました。
このうち、新たな拠点における教育の方向性の検討に当たっては、先端技術の研究者やスマート農業を実践する法人経営者など県内外の有識者で構成する「カリキュラム検討委員会」を設置し、農大生や社会人研修生、県内農林業者との意見も交えながら議論を深め、今後育成を目指すべき人材像やその実現に必要なカリキュラム、指導体制のあり方等を明らかにしました。