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やまぐちの棚田20選・井谷地区の棚田

ページ番号:0022478 更新日:2017年2月13日更新

井谷地区の棚田

井谷地区の棚田の画像

棚田の概要

  • 地域の所在 周南市大字四熊字井谷
  • 農地面積 18ha
  • 平均勾配 1/10

周南市四熊井谷地区は、市街地から車で15分程山側に入った世帯数49戸の近郊農村地域である。標高500m弱の法師ヶ岳からの水の恵みと、石垣棚田の気候風土と“はぜかけ”乾燥から収穫された米は格別の味である。

叉八代に来た鶴が北帰行する時、この井谷棚田の上空を飛行し倉の峠(たお)で真北に向かっている。

棚田の保全活動

平成18年12月16日に発足した“井谷轍(わだち)の会”は、石垣棚田保存運動の第一歩として翌年から約30aの休耕田でもち米を作り、菊川地区の子供達を対象に年間3回のイベント(田植え、収穫、餅つき)に招待しており、保存運動が地域全体に普及する様に努力している。

平成21年度も多数の参加者があり“田植えイベント”は成功裡に終わっている。

地域の特徴

先ず自然環境が抜群で市の中心部から僅か15分と近い事である。ところがPRが行き届いてないので知らない人が多い。

“四熊八十八ヶ所巡り”や“井谷轍の会のイベント”等に参加した人の感想は“叉来たい、もっと前に知っておればよかった”で、そんな方はリピーターに成ってくれている。

また、井谷川ではドジョウや黒めだかが捕獲でき、蛍も飛び交うなど自然豊かな環境が保たれている。

しかし、この石垣棚田を保存維持しているのは60歳以上の高齢者が中心であり、美しい棚田の景観を維持向上して行くには若い力を取り込む方策を、住民と行政一体で見つける必要がある。