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やまぐちの棚田20選・三谷地区の棚田

ページ番号:0022482 更新日:2017年2月13日更新

三谷地区いしがきの棚田

三谷地区いしがきの棚田の画像

棚田の概要

  • 地域の所在 山口市徳地三谷
  • 農地面積 20ha
  • 平均勾配 1/8

三谷地域は、山口市徳地八坂から周南市(鹿野)へ通る県道沿いにあり、石垣でできた棚田が、昔ながらの景観を残したまま、佐波川の支流である三谷川の両岸に築かれている。

棚田の保全活動

三谷地域では、奈良時代から残っているという石積みの千枚棚田があり、地元農家が代々受け継ぎ農地を管理してきた。

地域の過疎化・高齢化により農地の荒廃が進むにつれ、この石垣棚田を後世に残していこうという機運が高まり、平成14年に地域住民で「三谷いしがき棚田会」を発足した。

県内から募った棚田オーナーと1年を通して田植え、草取り、稲刈り、籾摺りなどを一緒に行う「棚田オーナー制度」を活用し、都市住民・地域住民間の交流を行っている。

今後においても石垣棚田の保存・継承と地域の活性化に取り組まれていくところである。

地域の特徴

棚田オーナー制度を活用した、オーナーの募集や交流(農作業やイベント等)のみならず、茶摘み、蛍祭り、歩こう大会、しめ縄づくり、そば打ち体験など、季節ごとにイベントを行い、都市住民との交流を積極的に行っている。

また自然環境や景観が素晴らしく、三谷川の蛍、新聞でも紹介された藤棚や清流米など近年情報紙等の影響もあり、徐々に知られるところとなってきている。

併せて徳地地区全域に共通したことであるが、棚田を含む数多くの史跡からは、重源上人の足跡をたどることができる。