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やまぐちの棚田20選・木与地区の棚田
木与地区の棚田
棚田の概要
- 地域の所在 阿武町大字木与
- 農地面積 5.4ha
- 平均勾配 1/7.8
当木与地区の棚田は、元来急傾斜地形に逆らわず、畦畔を空積み石垣により構築した1ほ場当たり10a程度の農地であった。
農家の高齢化が進む中で、農作業の省力化、機械化を目指し、平成9年度には国営農地再編整備事業によりほ場整備を実施し、大型機械による農作業が可能となった。
当該棚田からは日本海が見わたせ、天気が良い日には沖に浮かぶ見島を見ることができる。
棚田の保全活動
農家のほとんどが兼業農家であり高齢化が進む中で、鳥獣被害被害対策及び水路、道路の維持管理責任者を置くとともに、農家全戸が協力して毎年維持管理作業を実施している。
営農面では、機械の共同作業及び担い手への作業委託や、無人ヘリ防除の作業委託を進めている。
地域の特徴
山腹に形成する棚田は、海岸沿いに走る国道191号からも見上げることができ、棚田上部位置からは日本海が見わたせ、天気の良い日には沖合の見島を見ることができる。
水はり時に田面に映る夕日は美しい。