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やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚について
やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚とは
山口の地酒と養殖のコラボにより、山口の特産を活かした新たな発想や技術で養殖先進県との差別化を図り、本県独自の養殖業の振興を進めています。
県では、養殖魚に山口の地酒の酒粕を餌に混ぜて与えることで、旨味成分の増加などの効果が確認されたものについて、随時ブランド化を進めており、現在サバ、ウマヅラハギ、アユ、トラフグの4魚種を展開しています。
ほろ酔いシリーズ一覧
第1弾「ほろ酔いさば」
第2弾「ほろ酔いうまづらはぎ」
第3弾「ほろ酔いあゆ」
第4弾「ほろ酔いとらふぐ(仮称)」
Coming soon...
やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚 認定基準
マサバ | ウマヅラハギ | アユ | トラフグ |
---|---|---|---|
・魚体重が250g以上のもの ・出荷前に県内産酒粕10%以上(乾物換算)添加した飼料を15日以上、給餌したもの ・酒粕添加飼料の給仕を止めてから、1週間以内に出荷したもの |
・魚体重が200g以上のもの ・出荷前に県内産酒粕20%以上(乾物換算)添加した飼料を15日以上、給餌したもの ・酒粕添加飼料の給仕を止めてから、1週間以内に出荷したもの |
・魚体重が70g以上のもの ・出荷前に県内産酒粕10%以上(乾物換算)添加した飼料を10日以上、給餌したもの ・酒粕添加飼料の給仕を止めてから、1週間以内に出荷したもの |
・魚体重が1,000g以上のもの ・10月から翌年3月に取り上げられたもの ・出荷前に県内産酒粕10%以上(乾物換算)添加した飼料を15日以上、給餌したもの ・酒粕添加飼料の給仕を止めてから、1週間以内に出荷したもの |
生産者の声
長州ながと水産
<ほろ酔いさば>
さばは扱い方を丁寧にしないとすぐに傷が入ってしまうので
餌をやるときでも魚同士がぶつからないように鱗が剥がれないように
そういうところを気をつけています
<ほろ酔いうまづらはぎ>
最初のうちは餌に慣れてくれなかったけど
魚の口の大きさに合わせて餌の大きさも変えて愛情を持って与えれば食べてくれました
肝醤油で食べると絶対うまいと思います
小野水産
<ほろ酔いさば>
一番 新鮮な状態を届けることができるのが神経締め…
鮮度が違うと思います
<ほろ酔いうまづらはぎ>
僕たちの漁場は日本海に面して波に揉まれて
魚も身がしまっていいんじゃないかなと思います
椹野川漁業協同組合
<ほろ酔いあゆ>
鮎は 清流の女王 というくらいなのでキレイな水で美味しく育ちます
水槽には水車を何台も入れて 水流をつくることで天然に近い形で育てています
鮎は食べるものによって香りがのる魚です
酒粕を混ぜることによって ほのかな酒の香りがして普通の鮎に比べると肌のきめが細かくてあっさりしている
鮎もかなり美人な鮎になったと思います
蔵元の声
八千代酒造
八千代というお酒は飲まれる家庭が代々 繁栄しますようにという思いで名付けたお酒です
酒粕は日本酒の成分が多く含まれているのでアミノ酸やビタミンなど栄養分がたっぷりと入っています
阿武の鶴酒造
三好 Green 純米吟醸は甘さがありながらもキレのあるお酒です
お米をしっかり溶かしているので濃厚で栄養分が残った酒粕となっています
日本酒特有の香り成分が少しでも感じられるお魚になってくれたらと思います
金光酒造
米の旨みを 大切にしたい低温で じっくり長期で発酵させて
一番 美味しいところで搾るお酒の種類は大吟醸金光酒造で一番磨いてできた お酒の酒粕です
低温で熟しておりますから 味も一番 美味しい時期 鮎にとっても 絶好の餌になったと思っております