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林業の担い手を養成 「美祢地区林業サポーター養成講座」を実施

ページ番号:0244446 更新日:2024年2月8日更新

 令和6年1月23日から31日にかけて、山口県美祢農林水産事務所が主催し、「令和5年度美祢地区林業サポーター養成講座」を実施しました。

 これは、森林資源の循環利用に向けて、伐採後の再造林等を行う林業の担い手を養成することを目的に、造林・保育作業等の基礎技術の習得、チェーンソーや刈払機作業に係る資格を取得するために5日間の日程で実施した研修で、一般公募の11名が参加しました。

 1月23日、午前中、山口県美祢合同庁舎で、森林・林業の概要、造林・保育作業に関する知識・技術に関する講義を行い、午後からは雪の降る中、美祢市有林の植栽現地へ移動し、コンテナ苗の植栽、鹿被害防止保護筒の設置作業の実習をカルスト森林組合と合同で行いました。

 1月24日から31日までのチェーンソーや刈払機作業の資格研修は、林業・木材製造業労働災害防止協会から外部講師を招いて実施し、経験を交えた大変分かり易い指導に、受講生は熱心に聞き入っていました。伐木業務の実技では、チェーンソーを分解して点検したり、丸太を切ったりしたほか、伐倒作業の手順の確認や切断面の計測を行い、安全で正確なチェーンソー作業について学びました。

刈払機の実技では、これまで我流で刈払機を扱っていた受講生が、最初の足の運び方から戸惑っている様子で、安全作業の習得が必要だと再認識していました。

当事務所では、今後も森林資源の循環利用に向けて、林業の担い手確保・育成を推進していきます。

 

  コンテナ苗の植栽実習   鹿被害防止防護筒の設置実習

      コンテナ苗の植栽実習           鹿被害防止防護筒の設置実習

 

  丸太の垂直切り   計測による技能の確認

       丸太の垂直切り              計測による技能の確認