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美祢市原木椎茸生産振興会が椎茸生産技術研修会を開催
令和6年2月28日(水曜日)、美祢市大嶺町奥分の椎茸生産現場において、美祢市原木椎茸生産振興会(会長 黒瀬義源)が椎茸生産技術研修会を開催しました。
今回の研修会は、会員の生産技術の向上を目的に、美祢農林水産事務所からの椎茸生産に係る情報提供と園田副会長の生産現場を視察するもので、会員以外の椎茸生産者も含め8名の参加がありました。
はじめに、美祢農林水産事務所から「植菌数量が少ない傾向にあること」についての説明を受け、各自の植菌数について意見交換を行いました。
続いて、園田副会長が生産している植菌作業場、人工ほだ場を視察しました。単価の高い冬季の生椎茸生産を主とするため、ビニールハウスで散水設備を整備していること、近年、被害が問題視されているハラアカコブカミキリ対策についても、原木をぐるりとネットで覆って予防していることが紹介されました。
その後、林間のほだ場や収穫した椎茸のパック詰めや乾燥を行う作業小屋等を視察し、園田副会長の椎茸生産における様々な工夫について学習することができ、終始質問のある大変有意義な研修会となりました。
当振興会では、今後も様々な研修会や 取組を通じて、会員の生産技術の向上と美祢市産原木椎茸の生産振興や認知度向上を図ることとしています。
小型ビニールハウスのほだ場 ネットで覆った害虫対策