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厚東川の水を利用する企業等が水源林整備を体験
令和6年11月23日(土曜日)、美祢農林水産事務所は、秋吉台家族旅行村周辺の森林において「第17回水を守る森林づくり体験活動」を開催しました。
この活動は、企業活動や県民生活にとって欠かせない水を育む森林を社会全体で支えるため、その重要性を理解していただこうと、厚東川の水を利用する企業等の関係者に参加を呼びかけ、毎年開催しているものです。
当日は、朝から時折激しい雨が降り、開催が危ぶまれましたが、宇部市、山陽小野田市等の12社の社員や、公営水道関係者など総勢121人が参加しました。
参加者は、ヒノキ林の間伐作業や広葉樹の手入れを行うとともに、水源林のパネル説明や指導林業士による間伐の実演を見学しました。慣れない鋸の使い方の指導を受けながらも、交代で鋸を引いて、ヒノキを伐倒し、また、広葉樹林に侵入した竹を伐採するなど、熱心に取り組んでいました。
美祢農林水産事務所では、今後も関係企業の方々と協力して森林づくり活動を継続し、森林への理解促進を図ることとしています。
ヒノキ林の間伐作業 広葉樹の手入れ作業
体験活動を終えて