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宇部・美祢地域農業農村活性化研究会を開催
令和7年2月5日(水曜日)、宇部市万倉ふれあいセンターにおいて、「宇部・美祢地域農業農村活性化研究会」が開催されました(主催:宇部地区農業改良普及協議会、美祢地域農業改良普及協議会)。
当日は、管内(宇部市、美祢市、山陽小野田市)の中山間地域直接支払協定・多面的機能支払活動組織62名、集落営農法人17名、及び、JA、行政関係者ら計113名が、「地域ぐるみで営農環境を整えよう!」をテーマに研修・意見交換しました。
はじめに、美祢農林水産事務所企画振興室から、「鳥獣被害の実態と今後の対応について」、同農村整備部から、「次期日本型直接支払制度の展開方向について」の話題提供の後、下関市豊浦町土地改良区の松尾孝治事務局長から、「日本型直接支払制度の土地改良区による事務支援と営農活動の継続について」と題し、事例紹介がありました。
事例紹介では、広域化により各組織間で交付金の融通ができるようになり、「小さい組織でも大きな事業が実施できるようになった」、「広域化によって事務の手間が従前の3~4割に削減した」との報告がありました。
出席者は、鳥獣害防止柵の設置に関することや、日本型直接支払制度の内容等について、熱心に質問をしていました。
美祢農林水産事務所農業部では、今後もJA、市と連携し、農業者の抱える課題の解決に取り組んでいきます。