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群マネ(地域インフラ群再生戦略マネジメント)

ページ番号:0331138 更新日:2025年12月22日更新

 群マネ(地域インフラ群再生戦略マネジメント)に関連する情報掲載ページです。

群マネとは?

🌱 群マネとは
 群マネ(地域インフラ群再生戦略マネジメント)とは、
自治体がそれぞれ単独で行ってきたインフラ(道路・河川・公園・上下水道など)の維持管理を、「群(グループ)」としてまとめてマネジメントする取り組みです。人員や技術力が限られる中でも、効率的・効果的にインフラメンテナンスを行うことを目的としています。​

🧩 群マネが生まれた背景
 自治体の技術系職員の不足や、老朽化が進むインフラの増加により、従来の個別管理では維持が困難になりつつあります。そのため国土交通省は、複数自治体・複数分野をまとめて管理する「群マネ」を全国的に推進しています。

🏞 群マネの2つのタイプ
 群マネには主に次の 2種類 があります。
(1) 広域連携の群マネ
 市町村同士の水平連携、県が関与する垂直連携など、
 自治体の枠を越えてインフラをまとめて管理します。
 (例:奈良県、静岡県-下田市などの事例)
(2) 多分野連携の群マネ
 道路・河川・公園・下水道など、
 インフラの分野を越えてまとめて管理する取り組みです。
 (例:道路+河川+公園の組み合わせ など)

🪢 「群マネを支える束」とは?
 群マネの実践では、以下のような“束ねる仕組み”を組み合わせて効果を高めます。
 ・プロセスの束(点検・設計・工事をまとめる)
 ・事業者の束(Jvや協同組合などの連携)
 ・時間軸の束(複数年契約など)
 ・データの束(自治体間でデータ共有)
 ・学の束(学識者の助言・研修)
 ・住民の束(住民参加の促進)
🎯 群マネのねらい
 群マネによって、次のような効果が期待されています。
 ・限られた人員で インフラ維持管理の質を確保
 ・複数自治体・複数分野を束ねて 効率化・費用削減
 ・データ共有や共通仕様により 業務の標準化・DX推進
 ・住民参加や学識者連携による 多角的なマネジメント

■群マネ関連HP

   群マネの手引きVer.1【概要版】 (PDF:1.32MB) 
   群マネの手引きVer.1 (PDF:13.2MB)
   報道発表【群マネの手引きVer.1】 (PDF:970KB)

 まずは『群マネの手引き』を読んでください。
 (※絶対に1人で読まないでください。)
 (※チームで課題やアイデアを共有することが何より重要です。)

 手引きの表紙

 

山口県での取り組み状況

​🌱 山口県で群マネが必要とされる背景
 山口県では、市町によって職員数・体制にばらつきがあり、特に技術系職員が少ない自治体では、道路・河川などの維持管理を単独で行う負担が大きい状況があります。
また、老朽化が進む社会資本が全国的に増えており、今後さらに計画的な点検・補修が必要になるインフラが増加します。
このため山口県では、県と市町が連携し、インフラ維持管理を効率化する「群マネ」の導入・実践が重要な施策となっています。

概念4

概念5

 

■取り組み状況(随時更新)

  • 2025年2月28日  広域連携による市町村事務の共同実施モデル構築事業

   4連携団体(山口県-下松市-光市-周南市)で採択された。内容:維持管理業務の高度化・効率化 

   →総務省HP<外部リンク>

  • 2025年11月4日  山口県庁内勉強会開催

   まずは群マネを知る事から。 

   →勉強会資料 (PDF:1.56MB) 勉強会の様子(土木建築部_Instagram)<外部リンク>

  • 2025年11月28日   静岡県と意見交換

   静岡県の優れた事例を学びながら、山口県と連携して災害対応における「遠隔群マネ(仮称)」を

   推進していくことを確認しました。 

   →意見交換会の様子(土木建築部_Instagram)<外部リンク>

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