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教育長の部屋・令和3(2022)年11月18日メッセージ

ページ番号:0102665 更新日:2022年1月4日更新

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教育長メッセージ(令和3年11月18日)

 11月1日に「地方創生フォーラムin山口」を開催しました。
 本フォーラムでは、学校・家庭・地域が連携・協働して子どもたちの学びや育ちを支援する地域連携教育や地方創生に資する取組事例の発表と「コミュニティ・スクールを核とした地方創生」と題して、山口大学大学院教育学研究科教授の松田靖様に御講演をいただきました。
 事例発表では、それぞれのお立場から、地域連携教育をどう捉えるかという視点の持ち方、また講演では、地方創生に携わる「活動人口」を増やしていくための“つながり”の大切さ等をクローズアップしていただきました。
 関係の皆様には、貴重な学びの機会を御提供いただき、心より感謝申し上げます。

 このフォーラムでの内容は、当日紹介できなかった取組事例を含め、約30の動画として、専用のウェブサイトにて、来年の1月末まで公開しております。本県の地域連携教育の取組を御理解いただける絶好の機会と捉えておりますので、ぜひ、多くの皆様に御視聴いただければと思います。

 本県では、全国に先駆けて、全ての公立小・中・高等学校・総合支援学校等に導入したコミュニティ・スクールを核として、社会総がかりで子どもたちの学びや育ちを支える地域連携教育の推進により、「学校を核とした地域づくり」の理解を深め、多くの県民の参画を得た地域学校協働活動をさらに充実させる取組を進めています。
 昨年度来、新型コロナウイルス感染症による影響から、各学校の教育活動、とりわけ地域との連携・協働に係る取組が思うように進まなかったり、長年地域とともに継続してきた行事をやむなく中止したりすることが数多くありました。
 また、それと同時に、コロナ禍だからこそ、困難に立ち向かい、将来に希望をもって暮らすことのできる活力に満ちた山口県を創っていくためには、高い志をもち、多様な人々と協働しながら、主体的に自らの将来や社会を力強く切り拓いていく子どもたちを育てていかなければならないことを、より強く感じることとなりました。

 コロナ禍にあって私たちが学んだことは、「課題がある中で、『できない』とあきらめる前に、どうすればできるのかを考えてみること。そして、『できることは必ずある』」ということです。
 本県の教育分野におきましては、「人を育み、誰もが活躍できる社会の構築」をめざして、今できることを、そして、学校・家庭・地域が連携・協働した未来につながる取組をより一層進めてまいります。

 引き続き、本県の誇る「地域教育力日本一」の取組をさらに充実・発展させてまいりますので、皆様方の御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

山口県教育長 浅原司

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