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教育長の部屋・令和4(2022)年1月1日メッセージ
ようこそ教育長の部屋へ
教育長メッセージ（令和4年1月1日）
明けましておめでとうございます。
新春を迎え、県民の皆様方に謹んで新年のお喜びを申し上げますとともに、平素から本県教育にお寄せいただいております温かい御支援、御協力に対しまして、心から感謝申し上げます。
現在、人口減少やSociety5.0時代の到来、グローバル化の進展、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による新たな生活様式への対応など、教育を取り巻く環境は急激かつ急速に変化しています。
このように時代が変化する中で、教育には、子どもたち一人ひとりが自分の良さや可能性を認識し、多様な人々と協働しながら様々な社会の変化を乗り越え、主体的に未来を切り拓いていく力を育成することが求められています。
学校や教職員もこの大きな変化に対応していかなければなりません。子どもにとって最も重要な教育環境は、子どもを取り巻く「人」です。教職員と保護者、地域の方々が一緒になって、子どもたちの力を引き出していく環境をつくってきたいと考えています。
本県では、全国に先駆けて、全ての公立学校におけるコミュニティ・スクールの導入と児童生徒への1人1台タブレット端末の整備を進めてきました。
本年は、この2つの優れた環境を最大限に活かし、社会総がかりで子どもの育ちや学びを見守り・支援する、本県の誇る「地域教育力日本一」の取組を充実させるとともに、これまで蓄積してきた学校現場の教師の教育実践とICT等の最先端の技術を最適に組み合わせて、子どもたちの可能性を広げる学校づくりを進めてまいります。
また、多様化する子どもたちのニーズや学校の小規模化等に対応するため、特色や魅力のある学校づくりと学校・学科の再編整備を柱とする「第3期県立高校将来構想」を策定し、更なる高校改革の推進に取り組んでまいります。
新しい時代の学校像をデザインし、未来を担う本県の子どもたちが、ふるさと山口に誇りと愛着をもち、人とのつながりや支え合いを大切にする心を育むことのできる学校の実現をめざして、学校・家庭・地域をはじめ、市町教委とも緊密に連携しながら、本県教育の一層の充実・発展に全力で取り組んでまいりますので、県民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
