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教育長の部屋・令和4(2022)年4月1日メッセージ

ページ番号:0189655 更新日:2023年1月1日更新

ようこそ教育長の部屋へ

教育長メッセージ(令和4年4月1日)

 新年度が始まりました。
 新型コロナウイルス感染症への長期にわたる対応については、保護者を始め、地域の方々、教育関係者の皆様に御理解と御協力を賜り、改めて感謝申し上げます。
 県教委といたしましては、子どもたちが安心して学校に登校し、学校教育活動を円滑に継続できるよう、市町教委と連携して、感染症拡大防止対策に引き続き緊張感を持って対応してまいります。

 来週、4月8日は、多くの学校で入学式・新学期を迎え、子どもたちは、気持ちも新たに、それぞれの学校生活に臨んでいくことと思います。子どもたちが新しい出発をするこの日に、県内初となる3部制の定時制課程と通信制課程を併せもつ「山口松風館高等学校」が開校します。
 当校は、柔軟な教育システムを備えた新しいタイプの高校であり、定時制課程において、学習する時間帯を、午前部、午後部、夜間部の3つのいずれかから選択できるようにするとともに、他の部の授業や通信制課程の科目を追加履修することにより3年間での卒業を可能としています。
 また、生徒が興味・関心や大学進学・就職等の進路希望に応じて学習する科目を選択し、「自分だけの時間割」を作って学びを進めることができます。
 さらに、近隣の大学や専門学校、地域等と連携した教育活動を行うなど、生徒の社会的・職業的な自立に向けたキャリア教育も推進します。
 生徒の多様な学びのニーズに応えることができるよう、魅力ある学校づくりを進めてまいります。

 先月、「特色ある学校づくり」と「学校・学科の再編整備」を柱とする「第3期県立高校将来構想」を策定しました。
 令和4年度は、この構想に基づき、本県の将来を見据えた具体的な再編整備計画を策定するとともに、国の動きに合わせて、次の「山口県教育振興基本計画」について検討を始める、まさに、新しい時代の本県の学校像をデザインしていく重要な年となります。

 本年度も、学校・家庭・地域をはじめ、市町教委等関係機関とも緊密に連携して、本県教育の一層の充実・発展に尽力してまいりますので、県民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

山口県教育長 繁吉健志

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