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おいでませ知事室 本県への新たな人の流れの創出・拡大に向けて

ページ番号:0100293 更新日:2021年10月22日更新

 皆さんこんにちは。村岡嗣政です。

 10月も折り返しを過ぎ、爽やかな秋の空気が感じられるようになりました。

県民の皆様には、引き続き感染予防対策をされた上で、「行楽の秋」や「スポーツの秋」、「食欲の秋」など、様々な秋を満喫していただきたいと思います。

 さて、新型コロナウイルス感染症は、7月以降、デルタ株が猛威を振るい、日本全国でこれまでにない規模の感染拡大が起き、本県におきましても、各地でクラスターが発生し、新規感染者数が急増しました。

 そのため、「デルタ株感染拡大防止集中対策」として、県民の皆様・企業の皆様に、県外との往来の自粛や外出機会の半減を、飲食店等の皆様には、営業時間の短縮をお願いし、皆様のご理解とご協力のお陰で、感染状況は落ち着きを取り戻すことができました。改めて、感謝申し上げます。

 さて、こうしたコロナとの闘いを通じて、私たちの日常には、大きな変化が起こっています。その代表的な例が、テレワークやオンライン会議などを活用した、時間や場所にとらわれない働き方の拡がりです。

 今、都市部では、出勤は月に数回、残りはテレワークという働き方も珍しくなくなり、「転職なき移住」、すなわち、都会で仕事を続けながら地方で豊かな生活を楽しむ、そうしたライフスタイルも可能になってきました。

 本県にとって最大の課題である人口減少を食い止めるために、私は、こうした動きをしっかりと捉え、本県への新しい人の流れを確実に呼び込んでいくことが必要と考えています。

 このため、その拠点となる施設として、この夏、県庁1階に「やまぐち創生テレワークオフィス『YY! SQUARE』」を、また、山口宇部空港内に、休暇先など日常とは異なる場所でテレワークを行う“ワーケーション”の推進拠点となる「やまぐちワーケーション総合案内施設『YY! GATEWAY』」を新たに開設しました。

 今後は、多くの方々に、本県をテレワーク移住やワーケーションの目的地に選んでいただけるよう、この2つの施設を核に、県内の関係施設とも連携しながら、働きかけを行っていきたいと考えています。

 特に、全国的に誘致競争が激しくなっているワーケーションについては、他の地域との差別化が重要であり、山口県では、観光・レジャーだけでなく、県内企業との交流や人材育成など、ビジネス面のメリットを強調した、本県ならではの特色あるプログラムを提供する「山口型ワーケーション」に取り組んでまいります。

 また、これらの施設は、県内で勤務されている方にもご利用いただけます。出張の合間や空港の待合の時間を利用してテレワークを行うなど、「働き方の新しいスタイル」を実践する場として、ぜひご活用ください。

 コロナのピンチをチャンスへと変え、本県の活力を高めていけるよう、私は、「地方創生テレワーク」と「ワーケーション」を積極的に推進し、本県への新しい人の流れの創出・拡大を図ってまいりますので、引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いします。

やまぐち創生テレワークオフィス「YY! SQUARE」

やまぐちワーケーション総合案内施設 YY!GATEWAY