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おいでませ知事室 「やまぐちDX」の創出に向けて

ページ番号:0100295 更新日:2021年11月25日更新

 皆さんこんにちは。村岡嗣政です。

 秋が深まり、紅葉が鮮やかさを増すにつれて、朝夕の冷え込みが厳しくなってまいりました。この冬は、ラニーニャ現象の影響で、西日本では寒さが厳しくなると言われていますので、県民の皆様には、体調管理に十分お気を付けいただきますようお願いします。

 さて、発生から間もなく2年を迎える新型コロナウイルスについては、対策の切り札であるワクチン接種が進んだこともあり、現在、県内での陽性確認は散発的となっており、新規感染者を0名と発表できる日が増えてまいりました。

 これは、迅速かつ円滑なワクチン接種に、ひとかたならぬ御尽力をいただいた市町や医療機関の皆様、そして、1回目の接種率80%、2回目の接種率70%にいずれも全国最速で到達するなど、接種への格別のご理解とご協力をいただいた県民の皆様のお陰であり、重ねて感謝申し上げます。

 しかし、世界に目を転じると、お隣の韓国をはじめ、イギリスやドイツでは再び感染が拡大しており、アメリカでも感染が高止まりしています。さらに、これからの時期は、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されます。

 そのため、県では、今後の感染再拡大に備え、国の推計を上回る県独自の発生規模を想定し、入院病床の拡充や宿泊療養施設の追加など、第5波を上回る感染拡大にも十分対応できる体制を確保したところです。県としては、今後とも、市町や医療機関等と一体となって、対策に万全を尽くしてまいりますので、皆様も、引き続き、マスクの着用や三密の回避など、基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。

 さて、コロナ禍を契機に、社会全体のデジタル化が強く求められるようになり、テレビや新聞などで、デジタルトランスフォーメーション、DXという言葉を頻繁に目にするようになりました。

 私は、このデジタル化は、コロナがもたらした我々の意識や行動、価値観の変化を未来に向けた成長へとつなげていく原動力になるものと期待しており、本年3月に「やまぐちデジタル改革基本方針」を策定し、デジタル化がもたらす「地域課題の解決」と「新たな価値の創造」に向け、本県ならではのDX、「やまぐちDX」の創出に取り組んでいるところです。

 その一環として、本県におけるDX推進の中核施設となる「やまぐちDX推進拠点『Y‐BASE(ワイ・ベース)』」を、11月1日、山口市内に開設しました。

 この施設では、「情報収集」、「相談」、「試行」、「学習・交流」の4つの機能を備え、市町や企業等のDXに関するコンサルティング、技術サポート、人材育成等に取り組むとともに、全国初の遠隔空間共有システムなど、最先端のデジタル技術を紹介するデモ展示も行っています。

 今後、この施設を核に、県民の皆様、企業の皆様にもご参画いただきながら、デジタルの力で、日々の暮らしを楽しくしたり、地域の身近な困りごとを解決するといった取組を進めてまいりますので、ぜひ積極的にご活用ください。

 私は、県民の皆様があまねくデジタル化の恩恵を享受し、これまでよりも豊かで、安心・安全に暮らすことのできる未来を実現できるよう、今後とも積極的に取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

Y-BASEロゴ

Y-BASEオープニングセレモニー

やまぐちDX推進拠点「Y-BASE(ワイ・ベース)」の紹介動画は→【PV(ロング版)】やまぐちDX推進拠点 Y-BASE - YouTube​<外部リンク>