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教育関係者向けワークショップ~ウェルビーイングのつたえ方~を開催しました
ウェルビーイングの観点に着目した「人づくり」の全県的な波及・展開を図るため、教育の現場でウェルビーイングを高める取組を実践できる人材の育成を目的としたファシリテーターワークショップを開催しました。
【第1回】教育関係者向けワークショップ~ウェルビーイングのつたえ方~
1 日時
令和7年7月26日(土曜日)午後1時30分~午後4時30分
2 場所
YMfg維新セミナーパーク (山口市秋穂二島1062)
3 講師
前野マドカ氏(EVOL株式会社代表取締役CEO)
吉田 忍氏(wellonePJ株式会社代表取締役)
石原実奈子氏(wellonePJ株式会社取締役)
4 参加者
県内の教育関係者(学校教員、教育委員会職員等) 27名
5 ワークショップの様子
ウェルビーイングを牽引されている3名の講師をお迎えしました。 |
GOOD&NEWSで、プチハッピーを探します。職場でもやってみましょう。 |
メンバーの発言のあとは、「イイネ!」で盛り上げます。 |
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ウェルビーイングは、体の健康、心の幸せ、福祉が満たされている状態をいいます。 |
自分の今の幸福度を知ることで、心の状態をより良く保てるよう意識することが大切です。 |
より一層ウェルビーイングを高めるために、どんな工夫をしていくかを考えます。 |
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全体に共有することで、ウェルビーイングが会場内に広がっていきます。 |
実際にワークブックを活用して、授業のイメージをつくります。 |
児童生徒の立場になって、一つ一つの幸せの因子の要素を書き出します。 |
第1回のワークショップでは、ウェルビーイングの基礎知識として、幸せの4因子をはじめ、「幸せはうつる」ことや、健康と同様「幸せに気をつける」ことが大切であることなどを学ぶとともに、幸福度診断(Well-Being Circle)による自分の心の状態の考察や、令和6年度に山口県で作成したウェルビーイング教材を活用したグループワークを行いました。
次回は9月の開催です。それまで、今回出会ったグループメンバーとのウェルビーイングチャットチャレンジを通じて、お互いのウェルビーイングの向上を応援し合います。
6 参加者の声(アンケート抜粋)
・幸せとは日々の日常にあるということに気付くことができました。
・発達障害の子に関わる仕事をしており、「怒りは伝染する」という言葉を使って先生方にお話をしますが、同時に「幸せはうつる」という言葉も伝えていきます。
・学校の役割の大きさに気づきました。子どもが幸福感を感じるには教師のサポートが一番大きいというデータを見れたことが一番印象に残っています。
・「幸せ」は「健康」のように「知識→診断→気をつける」ことが大事であること、幸せの4つの因子、教師のサポートが主観的幸福感につながること等々、学びが多くてよかったです。
・ワークブックを実際にやってみて、ワクワクした気持ちや嬉しい気持ちになれました。
・「ありのまま」がワガママ(自分勝手)と思われやすいですが、ありがとう因子があることで、ありのまま=Well-being につながっている(幸せがうつる)ことに納得しました。