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「やまぐち しあわせ会議」を開催しました
対話を通してウェルビーイングを知り、考え、深めながら、自分自身の「しあわせ」と向き合うことで、ウェルビーイングあふれる「やまぐち」づくりへの一歩を踏み出す「やまぐち しあわせ会議」を開催しました。
1 日時
令和7年10月25日(土曜日)午後1時~午後4時
2 場所
宇部市ときわ公園 ときわミュージアム イベントホール
3 講師等
【講師】中村一浩 氏(カズさん) 武蔵野大学ウェルビーイング学部 准教授
【サポーター】秋橋仁美 氏(フーちゃん) 幸せな職場エバンジェリスト合同会社 代表
【アシスタント】武蔵野大学ウェルビーイング学部の学生 4名
4 参加者
大学生及び若手社会人等 19名
5 ワークショップの様子
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講師のカズさんとサポーターのフーちゃんの明るい挨拶でスタートです。スタッフも含め、会場内の全員が参加します。 |
まずは自己紹介。今の気持ちを天気で表すと? 様々な "気持ち" やその "表現のしかた" がありました。 |
ウェルビーイングの基礎的知識だけでなく、その歴史や変容、今後の趨勢まで、幅広い講義となりました。 |
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ウェルビーイングの多様さ、複雑さ、奥深さにどんどん引き込まれていきます。 |
「対話」は、"結論付けず" に "理解を深める" 話法であることを学びました。 |
休憩時間は、人づくりの担い手の方たちの自己紹介や交流の場となりました。 |
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しあわせ応援シートに「しあわせの4因子」を書き出します。自分を見つめ直す時間になりました。 |
あいにくの天気でしたが、雨間を縫って彫刻の丘を歩きながら「しあわせ」について対話しました。 |
参加者一人ひとりにそれぞれ違った学びや気付きがあり、ウェルビーイングの高まる3時間となりました。 |
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この「しあわせ会議」は、
1. オブザーバーなし(スタッフも含め全員参加)、 2. 「先生」なし(中村先生ではなく「カズさん」)、 3. 発言をうまくまとめる必要なし(対話を楽しむ)
という、少し変わったルールでスタートしました。
ウェルビーイングについての講義では、「ウェルビーイング」の歴史の古さや、時代による意味の変化、西洋と東洋のウェルビーイングを捉える視点の違いなど、多角的で幅広い学びがありました。
ウェルビーイングを初めて学ばれる方、専門的な知識のある方、学生、社会人、人づくりの担い手の方々など、参加者それぞれが様々な立場や視点からウェルビーイングに向き合うことができたようです。
最後に、カズさんから「今日の結論(ウェルビーイング)と明日の結論(ウェルビーイング)は違ってもよい。考え続けることが大事」との前置きの上で、参加者に課題が出されました。
「今日一日が終わるまでに、ウェルビーイングとは何かを自分の言葉で表してみよう!」
皆さんにとって、「今日のウェルビーイング」は何ですか?
6 参加者の声(アンケート抜粋)
・最初はウェルビーイングを実現するには何をどうすれば良いのか知りたいと思っていたけれど、一概に言えるものではなく、個々人がどんな時に幸せを感じるか、夢は何なのかを知ってはじめて取り組めるものだと気づくことができた。
・自分の考えを話すこと(対話)で、自分のことも相手のことも再認識することができた。
・やまぐちには素敵な人がたくさんいるので、もっとつながる場がほしいと思った。今回の研修をいろいろな場所でできると、「やまぐち」に対する考えや思いについて考えるきっかけとなるのではないかと思う。
・山口県にこんな人がいるんだと知ることが、やまぐちへの愛を深めるのだと思った。
・自分の生きる中での「幸せ」の再定義ができた。
・本プログラムを学校の授業の中で位置付けて、子どもたち・地域・保護者などと一 緒に、Well-being についてじっくり考えていけるとよいと思った。
・対話の楽しさ、つながりの楽しさを実感できる「やまぐち」にしていけたら面白いと思う。


