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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・もっと知って!身体障害者補助犬
「もっと知って!身体障害者補助犬」平成30年11月19日(月曜日)放送分
関係先:山口県健康福祉部障害者支援課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
~下関市で放送テーマの説明~
【アナウンサー】
体の不自由な人の生活を支えるのが「身体障害者補助犬」です。
県内では現在、16頭の盲導犬が活躍しています。
ただ飲食店やホテルなどの中には、犬だからという理由で、入店などを拒否する例もあるといいます。
今回は身体障害者補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬の総称)の活動と、実際のユーザーの思いをご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「もっと知って! 身体障害者補助犬」
~身体障害者補助犬ユーザーさんの生活の様子~
【アナウンサー】
下関市にお住まいの岡藤みゆきさん。
「先天性緑内障」で視力を失い、10年前に盲導犬の給付を受けました。
屋外に出るときには 盲導犬のフルラ(犬の名前)が活躍します。
ハーネスと呼ばれる白い胴輪を装着すると、フルラもお仕事モードに突入です。
~ユーザーさんにインタビュー~
【アナウンサー】
岡藤さん、盲導犬と暮らすように良かったことはどういったことですか?
【盲導犬ユーザー 岡藤みゆきさん】
目が見えなくなって 一人で出かけることが難しくなったのですが、
盲導犬と歩くことによって、行きたい場所、行きたいと思う時間に
自由に行けるようになったことがすごくよかったですし、
私自身の生活の質が上がったことが すごくよかったと思います。
【アナウンサー】
では反対に、盲導犬と外出する時に、困ることはありますか?
【盲導犬ユーザー 岡藤みゆきさん】
犬だという理由で、施設の利用や飲食店への入店などを断られたり、
病院での診療を断られるということがありました。
また、盲導犬を勝手に触ったり
食べ物を与えようとされて困ったこともあります。
~ユーザーさんと盲導犬の外出の様子~
【アナウンサー】
岡藤さんの普段の外出に同行させていただきました。
岡藤さんはバスを利用し、最寄りの量販店で買い物をします。
公共交通機関や公共施設、また量販店・ホテルなど多数の人が利用する民間施設は、
身体障害者補助犬法で、盲導犬などの補助犬同伴の受け入れが義務化されています。
~ユーザーさんがガイドヘルパーさんと一緒に買い物をする様子~
【アナウンサー】
一般の方に理解してほしいことは、どういったことですか?
【盲導犬ユーザー 岡藤みゆきさん】
盲導犬は目の不自由な人の体の一部なので、それを理解して受け入れてほしいです。
盲導犬はカーナビのように行き先を伝えて、その場所に連れて行ってくれるわけではありません。
多くの人に補助犬への正しい理解をしていただいて、受け入れをしていただきたいと思います。
~「あいサポートフェスタin山口ゆめ花博」の写真~
【アナウンサー】
県では、盲導犬をはじめ聴導犬・介助犬の給付事業を行うとともに
理解促進のためのさまざまな取り組みを進めています。
ぜひ補助犬についての理解を深め、体の不自由な人と補助犬が
どこでも一緒に行動できる社会を目指しましょう。
関係先:山口県障害者支援課